ジャニーズWEST 重岡大毅 下積み14年!苦労人なその素顔
総力特集 芸能ワイド「上昇気流の7人」
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ドラマ主演に作詞作曲、ロックフェスにも出演
5月初旬のある日の夕方4時過ぎ。江戸川区の街角を歩くのは『ジャニーズWEST』の重岡大毅(29)だ。ライブグッズのブランケットを羽織るその顔には疲れの色が。だが、ロケ場所の飲食店へ入ると、表情を変え、「よろしくお願いします!」とスタッフに元気よく挨拶した。
『ジャニーズWEST』といえば、現在ライブツアーの真っ最中。前日まで5日間8公演をこなし、この日は主演ドラマ『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系)の撮影。この2日後にはまた大阪でライブという多忙さだ。しかし、重岡が売れっ子になったのはつい最近のことだという。
「’06年事務所入所で、『Sexy Zone』の先輩にあたります。もともと華がある子ではなかった。努力でグループのセンターを勝ち取ったんです。ただ、その後もチャンスに恵まれず、『自分では手応えのあった仕事が次につながらない』と悩んでいましたよ」(テレビ局関係者)
デビュー後も人気は低迷し、下積み生活は14年目に突入。だが’19年にNHKドラマ『これは経費で落ちません!』で多部未華子(33)の相手役として注目され、ここ2年でドラマ主演作は4作にもなる。
「’18年には自ら作詞作曲を始め、音楽面でもグループを引っ張っています。それが評価され、先日は『METROCK』にも出演しました。一方、下積みが長かったせいか、主役になっても周りを立ててしまう。実力に見合った主演として貫禄をつけるのが今後の課題だと思います」(芸能リポーター・駒井千佳子)
関西出身の苦労人アイドル。三十路(みそじ)手前で吹いた追い風に乗れるか。
『FRIDAY』2022年6月17日号より
- 撮影:近藤裕介