中川大志 新作映画撮影の休憩中にくつろぐ姿も超クール!
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大河『鎌倉殿』で人気急上昇
5月中旬の東京郊外。ロケ現場近くの商業施設の軒下で、俳優・中川大志(たいし)(23)が共演の恒松祐里(23)と並んで座っていた。この日は動画配信サービスで公開予定の映画のロケだったが、突然の雨で撮影は中断。休憩中、足を組んでスマホをいじる中川の表情は終始クールだった。
「中川は現在NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演、『武士の鑑(かがみ)』と呼ばれた御家人・畠山重忠役を演じています。『真田丸』以来の大河抜擢となった中川でしたが、端正な見た目と実直な役柄が視聴者のギャップ萌えを呼び、人気は急上昇。7月からは綾野剛(40)主演の『オールドルーキー』(TBS系)にも出演が決まっています」(テレビ局関係者)
’09年にデビュー、’11年には『家政婦のミタ』(日テレ系)の子役で注目を浴びた中川も、ドラマの看板を張る役者の一人になった。「彼はもう一段階伸びる」と言うのは、コラムニストの影山貴彦氏だ。
「彼は、若い頃誰もが感じる悩みや、過ちを犯した時の複雑な心境を細やかに演じられる俳優です。単なる正統派イケメンと呼ばれる時期から、まさに脱皮するタイミングでしょう。これまでの持ち味を磨くのか、あるいは明るいユーモラスな役柄で幅を広げていくのか楽しみです」
『鎌倉殿』で今後見せる演技が、中川の未来を測る試金石になるかもしれない。
『FRIDAY』2022年6月17日号より
- 撮影:近藤裕介