カンヌ国際映画祭「トップレス&黒煙抗議」騒動の一部始終 | FRIDAYデジタル

カンヌ国際映画祭「トップレス&黒煙抗議」騒動の一部始終

是枝裕和監督作品でソン・ガンホが見事最優秀男優賞を受賞、そのウラで……

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「私たちをレイプするのを止めろ!」

5月20日、『カンヌ国際映画祭』でトップレスの女性がレッドカーペットに乱入し、セレブやマスコミは騒然となった。

活動家集団『レ・コルーズ』の抗議活動。横断幕には、性別を理由に殺害された女性の実名が列挙されている

今年のカンヌは、是枝裕和監督作品『ベイビー・ブローカー』で韓国人俳優ソン・ガンホ(55)が最優秀男優賞を受賞し、日本でも話題になった。一方で世界では、さまざまな「抗議」が繰り広げられたことも注目された。冒頭の女性は上半身にウクライナカラーのボディペインティングを施し、ウクライナ侵攻でロシア兵による性暴力被害が発生しているとみられる現状を非難した(下写真)。

「また、22日には活動家集団『レ・コルーズ』が階段上で横断幕を掲げ、黒煙の発煙筒を焚(た)きながら拳(こぶし)を挙げるデモを行いました。こちらは、上映されたドキュメンタリー映画と関連して、性別を理由に殺害された女性を追悼し、ハラスメント廃絶を訴えたもので、おそらく予定されていたパフォーマンスです。ただ、トップレスの女性は間違いなく『仕込み』ではない。セキュリティチェックが厳しいカンヌで、どうやって会場に入り込んだのか……」(映画配給会社担当者)

なぜ立て続けに騒動が起こったのか。映画ライターの渥美志保氏はこう言う。

「昔から、カンヌではさまざまな形の『抗議活動』が繰り広げられてきました。開催地フランスのお国柄や、ほかの映画祭や賞と比べ、社会性が強い作品が多いことからも、世界にメッセージを訴えるうえで重要な意味を持つ場所だと考える人が一定数いるのだと思います」

トム・クルーズをはじめスーパーセレブが集う芸術の祭典のウラでは、映画以上に痛烈な社会批判が行われていた。

過激なフェミニズムグループの一人とみられる女性は、主張を叫んだ後すぐに警備員に取り押さえられた

『FRIDAY』2022年6月17日号より

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