ジャニオタの「ディープすぎる世界」愛すればこそこれだけは言う! | FRIDAYデジタル

ジャニオタの「ディープすぎる世界」愛すればこそこれだけは言う!

緊急座談会 ジャニーさんが亡くなり 大変革の時期が訪れた ストーカー事件を起こすヤバいファンから、次世代を担うグループ予想、 退所したタレントたちの現状まで……

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’20年の大晦日。カウントダウンライブを終え、川崎大師に初詣に行くジャニーズを一目見ようと集まったファンたち

毎年夏には、アイドルのライブや舞台が連日行われる。ここ数年K-POPアイドルが台頭し、アイドル市場にも変化が起きているが、いまも変わらず売れっ子を輩出し続けるのがジャニーズ事務所だ。1962年に設立されて以来、男性アイドルを次々と生み出してきたが、長年カリスマだったジャニー喜多川氏(享年87)が逝去し、そんな老舗事務所も大きな曲がり角を迎えている。

また、一方で最近ではその独特なファンの在り方にも注目が集まっている。今回は、4人のジャニオタ女子が集まり、そのディープな世界についてホンネで語り合ってもらった。

おっかけファン VS アイドル

5月18日、ストーカー規制法違反と暴力行為法違反の疑いで横浜市の女子高校生(17)が逮捕された。被害者はジャニーズJr.グループ『7 MEN 侍』のメンバー、佐々木大光(たいこう)(20)。女子高生は、警察の取り調べに対し「昨年4月に渋谷駅近くの路上ですれ違い一目惚(ぼ)れした」と話している。熱狂的なジャニオタとアイドルの歴史をジャニオタ女子3人が語る。

めい「追っかけにも種類があって、オリキ①とヤラカシ②がいる」(下に番号のついた用語の説明あり)

ゆうか「オリキの中には、事務所車③の運転手と仲がいい人もいて、週刊誌の記者がいるのを教えたりもしてるらしい」

あや「昔、赤西仁(37)のヤラカシが、赤西の郵便受けから公共料金の払込票を盗んで、勝手に払ってたことがあったよね。盗むだけじゃなく、払うってのが異様」

めい「’90〜’00年代にかけて、中居(正広)くん(49)が家に帰ると家具の位置が変わっていることがあったって。本人は、家に侵入している何者かのことを『タムラ』と名付けてネタにしてたけど、自担④がそんな目に遭(あ)ってるなんて恐怖だよ」

最恐グループ”平成処女軍団”の台頭

アイドルVS.ヤラカシの歴史は長い。なかでも『Hey! Say! JUMP』のヤラカシはその悪質さから、オタクの中でも伝説化しているという。

あや「なんといっても、”平成処女軍団”と”平成童貞BOYS”⑤が最恐(さいきょう)でしょ」

めい「JUMPが乗る飛行機の座席を買い占めて、メンバーの近くに座っていた過激ファン同士が意気投合したのが成り立ちって聞いた。仲間ができたことで、メンバーの私物を盗んだり、他のファンの髪を切ったりとさらにエスカレートしていった」

ゆうか「構成員の”山田えりか”は山田涼介(29)の実家前で野宿をしてたってね」

あや「総長の”中島まれ”がとくにすごい。ストーカー行為にキレた中島裕翔(ゆうと)(28)が彼女を警察に突き出した時、『お前の親の顔が見てみたい』って言ったんだけど、彼女はそれをプロポーズの言葉と勘違いして、喜びのメールを仲間に送ったって」

その後、軍団の動きは、’09年に最も活発に。警察は彼女らを追ったが、軍団のほとんどは逮捕されなかったという。

ゆうか「軍団の子らは、当時高校〜大学生くらい。最近は、噂を聞かなくなったし、もう解散しているのかも」

だが、’19年には中島のストーカーが逮捕される事態にも。

’18年11月。関連会社のビルから出て車に乗り込む『Hey! Say! JUMP』の中島裕翔。グループではエースだ

ジャニーさんとタッキーの違い

’19年7月9日、ジャニー喜多川氏が、搬送先の病院で息を引き取った。戦後、アメリカ大使館に勤めていたジャニー氏が小中学生を集めて草野球チームを結成してはや60年。ジャニー喜多川氏の死は、今後のアイドルたちにどういう影響を与えるのだろうか。

ゆうか「ジャニーさんの死後、一番大きく変わったのは、Jr.⑥の子らの扱いだよね」

あや「ジャニーさんが亡くなって、滝沢秀明(40)が『ジャニアイ』⑦の社長になり、Jr.の育成はタッキーに一任された」

しの「ジャニーさんの頃は、田中樹(じゅり)(26)や菊池風磨(ふうま)(27)みたいなヤンチャな子がいたけど、滝沢がJr.に求めるのは品行方正さであり、規律を重んじること。しっかり見せしめ的な罰を下す」

ゆうか「プライベートな画像が流出したら謹慎とかね。そもそもヤンチャなキャラクターの子が合格しにくくなっているというのもあると思う。タッキーのお気に入りの子を集めた『IMPACTors』を見ると、今の売れ線がわかる」

あや「ジャニーさんはいろんな子がいることをよしとしてたけど、タッキーには明確な理想のJr.像があるんじゃないかな。これは、ストイックな彼ならではだと思う。でも、滝沢には3人以上のグループの活動経験がないから、その掛け算ができないんじゃないかな」

’19年7月12日。ジャニー氏の遺影を掲げ、霊柩車の助手席に座る滝沢。この日は150人が一堂に会した

『Snow Man』の活躍

しの「実際に滝沢が目をかけて売れたスノ⑧は、一人の圧倒的センターとそれ以外のメンバーでグループとして魅せるやり方をしてる。流行りのK-POPのやり方と滝沢のやり方は合っているね」

あや「スノは、タッキーがJr.の頃から育てたグループで、『滝沢歌舞伎』⑨も彼らに引き継いだ。気も利くし、先輩への礼儀がちゃんと教育されている」

ゆうか「スノストは同時デビューを果たしているけど、ジャニーさんとタッキーのやり方を競わせる形になったよね」

しの「スノがK-POPのやり方で、ストはジャニーさん好みのJ-POP路線。今のところはスノの方が売れているよね」

あや「ただ、ジャニーさんが亡くなって以降、サプライズデビューはもうないのかなという気がする。昔は、セクゾ⑩が入所してすぐデビューしてたけど、それもジャニーさんの審美眼あってこそ。そういった決断をできる人がいなくなると年齢順にデビューさせていくしかないよね」

ゆうか「私生活には厳しくなったけど、真面目に頑張っていればデビューできるようになった。どっちがいいのかはわからないかな」

4月2日に行われた映画『おそ松さん』大ヒット御礼舞台挨拶に出席した『Snow Man』。同作で主演を務めた

結婚ラッシュの『嵐』

『嵐』の相葉雅紀(39)と櫻井翔(40)が揃(そろ)って結婚報告をしたのは、’21年9月28日のこと。櫻井は大学時代の同級生と、相葉は交際歴10年の一般女性とのゴールインとなった。現在活動休止中の『嵐』。今後の活動は? また”嵐ロス”となったジャニオタはどこへ行くのか。

しの「この二人の結婚で何に驚いたって、相葉くんの彼女が10年間もほぼ周囲にバレずに付き合ってたってことだよね」

めい「活動休止して、どんどんメンバーが結婚して……。ただ、そもそもは大野(智)くん(41)が普通の生活をしたいから活動休止したはず。彼はいったい何をしているんだろう? 2年後には、結成25周年の節目がやってくるから、復活コンサートを期待しているファンは多いと思う。これからは嵐のメンバーもタッキーや関ジャニみたいに後輩の育成にまわるのかな」

しの「昔から、嵐は自分の番組に後輩を呼ぶことが多い。『VS嵐』も『嵐のワクワク学校』⑪も」

ゆうか「嵐との掛け持ち⑫も多いよね」

5人の中でFRIDAYの目撃回数が一番多い櫻井。’14年9月には人目を気にすることもなく堂々と渋谷区の劇場に
’17年5月夜11時頃。麻布十番で横山裕、後輩の中間淳太らと焼き肉を楽しみ、ゴキゲンな様子で店を後にした

次期『嵐』は『King&Prince』

めい「なかでもアラシック⑬はティアラ⑭になることが多いよね。ファンクラブの会員数も今やキンプリが嵐に次いで2位」

しの「キンプリがデビューする時、ドラマ『花のち晴れ』(TBS系)でセンターの平野紫耀(しょう)(25)が出演してた。しかも、『花より男子』で松潤が演じた道明寺に憧れる御曹司の役でしょ? 主題歌もキンプリの『シンデレラガール』。過去に『嵐』とまったく同じことをしているから嫌でも後継者のイメージがつくよ〜」

ゆうか「ここ最近は、プロデューサー的な役割を担(にな)う松潤が評価されているけど、やっぱりみんな『道明寺』の松潤が好きでしょ! 似た存在を求めちゃうよね」

めい「『花のち晴れ』には松潤もサプライズゲストとして出演したし、あの時期は『嵐』の番組やイベントにもよくキンプリは出ていたもんね」

しの「あと、キンプリの曲って嵐と同様に、明るい未来とか素敵な恋愛とか誰もが普遍的にいいなと思えるものを前面に出していて、運動会とかイベントごとでも使いやすくて、キーが高いからカラオケでも歌いやすい。そういうところが万人受けする。人数も5人で同じだし、もともとのファンがシンパシーを感じやすいようにしているのかもしれないね」

ゆうか「最近は、キンプリと昨年デビューした『なにわ男子』の掛け持ちも増えているよね。キンプリが嵐の息子だとしたら、なにわ男子は孫かな。こういった大きなロスがあっても、後継グループがいるから、一旦、ジャニオタになるとなかなかやめらんないよね(笑)」

毎年数万人が応募してくるというジャニーズ事務所のオーディション。そのうち合格できるのは数人。現在200名ほどのJr.が在籍するが、その中でCDデビューできるのはほんの一握りの厳しい世界だ。夢破れ、事務所を去った者の進路は様々。テレビに出ている売れっ子の中には、実は元ジャニーズJr.だったという芸能人も少なくない。そんな彼らをジャニオタ女子はどう見ているのだろう。

めい「辞めジュ⑮と言っても、芸能界に残る人、転職する人、裏方へ回る人……」

しの「逮捕されちゃう人⑯とか、男性器に真珠を入れちゃう人⑰もいる」

あや「だいたい、新しくグループがデビューすると、辞めていくよね。佐藤勝利(25)が入所1年経たずに15歳で『Sexy Zone』としてデビューした時は、かなりの人数が辞めた。M-1で霜降り明星が最年少で優勝した時に、芸人を辞める人が続出した現象に近いかも」

めい「辞めた後、表舞台で活躍してる人だとkemio(26)とかがいるよね」

しの「最近だと『ジャニーズWEST』のデビュー後に退所した関西の辞めジュがいろいろ炎上してた」

あや「ジャニーズという肩書を捨てて美容師として頑張る! って豪語した直後に、自伝を出版した金内柊真(かねうちとうま)くんね。Jr.を辞め、振付師として事務所に残り、応援されてたのに何を勘違いしたか彼女との交際報告をして大炎上した林真鳥(まとり)とか」

めい「炎上しすぎて”焼き鳥” “バーベキュー”って呼ばれてたよね」

しの「昔のJr.は高卒や中卒が当たり前だったから、辞めた後、ジャニーズのバッタもんみたいなアイドルグループを立ち上げて、悲惨なことになることも多かった。今でいうと、辞めジュの肩書を使ってSNSでバズろうとしたり、YouTuberになろうとしたりっていうのが多いかな。でも、最近の子はちゃんと勉強もしてる」

あや「高校卒業を機に退所した自担と同じ大学のサークル同期になった友達がいるよ(笑)。内定式に行ったら、辞めた自担が同期として入社してたなんてことも」

めい「夢がある〜。Jr.は一般人に戻れるけどデビュー組の方が退所後は大変かも」

しの「渋谷すばる(40)や錦戸亮(37)、手越祐也(34)は退所しても一生芸能人だもんね。ジャニーズを退所しても応援できるかどうかって、結局辞めてみないと本人はおろかファンですらわからない」

あや「強いて言うなら、ジャニの肩書を使うなら潔(いさぎよ)く、小金を稼ぐために芸能人を続けるな、退所してもファンには手を出すな、この3つが大事かもね」

「ジャニーズ」という大きな看板は、タレントにとってもファンにとっても、いつまでも重くのしかかってくるのだ。

’20年7月。ボランティアで弁当を配達する手越祐也。配達が終わると満足そうに事務所へ帰っていった
’17年10月。同じ関ジャニ∞のメンバーだった村上信五、横山裕の〝三馬鹿〟でホルモンに舌鼓を打った渋谷

めい(22)
映像制作会社勤務。ジャニーズ全般なんでも大好きだが、とくに『ジャニーズWEST』の中間淳太が好き

ゆうか(23)
不動産営業。『嵐』と『King&Prince』が好き。1回のツアーで、最低3公演入らないと気が済まない体質

しの(24)
美容師。ジャニーズJr.全般が好き。Twitterのオタクアカウントには、好きなアイドルのイラストを投稿

あや(21)
銀行勤務。『Snow Man』のファン。ライブ中は、披露した曲や衣装、メンバーの発言などを細かくメモする

ジャニオタ用語集

① 「おっかけに力(リキ)を入れている人」の略。主に生放送のラジオや舞台終わりのアイドルを一目見ようと出待ちをしている。組織化されており、歴の長いファンがその場を仕切っている

② 出待ちをしてメンバーが乗った車を追いかけて自宅を特定したり、連絡先を交換しようとする追っかけのこと。追っかけファンの間のルールを守らないことから「ヤラカシ」と呼ばれる。軽自動車や原チャリに乗っていることが多く、機動性が高い

③ 事務所がアイドルを送迎するために用意している車のこと

④ 一番に応援しているアイドルのこと。「自分が応援を担当するアイドル」を略して「自担」と呼ぶ。「推し」は複数人いてもよいとされるが、「自担」は一人が原則。近年はホスト業界にも浸透しつつある用語だ

⑤ 「『Hey! Say! JUMP』のメンバーに抱かれるまで処女・童貞でいる」という信念が名前の由来。団員は全員「好きなアイドルの苗字+仮名」を名乗っている。団員は10人ほど。好きなメンバーと同じ学校に転校し、同学年になるために留年を繰り返す者もおり、メンバーの年齢は不詳

⑥ CDデビューをしていないタレントのこと。対してCDデビューをしたタレントは「デビュー組」と呼ばれる。Jr.の間は、デビュー組のライブで盛り上げ役に徹する。’21年1月に22歳を迎えたJr.は、次の3月31日までにその後の契約について事務所と話し合いをし、合意に至らなければ活動終了という制度が発表された。

⑦ ジャニーズ事務所の子会社『ジャニーズアイランド』の略称。主にジャニーズJr.のプロデュースを行う。’19年1月に滝沢が、自身のアイドル引退に際して立ち上げた。同名のジャニーズ恒例舞台『JOHNNY’S ISLAND』も「ジャニアイ」と呼ばれている

⑧ 9人組グループ『Snow Man』の略称。同時デビューを果たした『SixTONES』の略称「スト」と合わせて「スノスト」と呼ばれることが多い

⑨ ’06年に『滝沢演舞城』の名前で始まったジャニーズ伝統の舞台。’10年より会場を新橋演舞場から日生劇場へ移し『滝沢歌舞伎』として上演している。主演は滝沢秀明。’19年より、’12年から準メインキャストとして出演している『Snow Man』が滝沢に代わり主演を務めている。上半身裸になり腹筋の体勢で和太鼓を10分以上叩き続ける『腹筋太鼓』の演目が名物

⑩ 『Sexy Zone』の略称。中国語では『性感地帯』と表記される

⑪ ’11年の東日本大震災を機に開催されたチャリティーイベント。毎年約25万人が動員される。『嵐』が先生となり、会場を教室に見立てて実験やゲームを行う。’15年からは助手として後輩グループを呼ぶようになった。ファンの間では、チケット当選の倍率が高いイベントとして認知され、現在は、後輩グループに引き継がれる予定

⑫ 応援しているグループが複数いるファンのこと

⑬ 『嵐』のファンの総称

⑭ 『King&Prince』のファンの総称

⑮  「事務所を辞めたJr.」の略。ネガティブなニュアンスを含むオタク用語で、本人は「元Jr.」などと名乗る場合が多い

⑯ 元『KAT-TUN』の田中聖(こうき)(36)のこと

⑰ 同上

『FRIDAY』2022年6月24日・7月1日号より

  • PHOTO川上孝夫 結束武郎 山田宏次郎 小松寛之

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