草加・建材店全焼 放火犯の呆れた犯行動機と「黒焦げ内部写真」 | FRIDAYデジタル

草加・建材店全焼 放火犯の呆れた犯行動機と「黒焦げ内部写真」

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黒焦げになった店内。商品が燃えていたのがうかがえる

建物全体が不気味に煤け、壁の一部は剝げ落ちている。内部は真っ黒に焦げ、商品の大半が台無しに。可燃性の品物からは、煙が立ち上っていた――。

6月13日午後5時過ぎ、埼玉県草加市の建築資材店「建デポ草加瀬崎店」で起きた火災。火は約13時間後の14日午後6時に収まったが、翌日、本誌カメラマンが現場を訪れると店舗は生々しい姿をさらしていた。

「店舗は全焼です。建物は鉄筋の平屋で広さは1971㎡ほど(中学校の敷地ほど)。近くの住宅にも延焼しました。店は会員制です。出火当時は営業中で店内には従業員十数人と客が数人いましたが、近隣住民を含めスグに避難したため幸い死者はおらず、42歳の女性スタッフが煙を吸い軽傷を負っただけです」(全国紙社会部記者)

直前まで店で勤務

放火した松沢容疑者

火災の原因は放火だ。火をつけたのは、同店で働くパート従業員の松沢達也容疑者(32)。事件当日は、発生直前の午後5時まで店で働いていたという。

「松沢容疑者が建材店で働き始めたのは、1年ほど前からです。大人しい性格で、あまり印象に残らないタイプだったとか。当日は、お昼から品出しや見回りなどをしていました。店内のことをよく理解しており、放火場所もあらかじめ決めていたのでしょう。警察の取り調べに対し『防犯カメラに写らない作業靴売り場で火をつけた』と供述しています。

従業員や客の証言から、ただならぬ様子で店を後にした松沢容疑者が捜査線上に浮上しました。犯行動機は呆れるばかり。『仕事でストレスがあったから』と、警察に話しているそうです」(同前)

当日は最大瞬間風速8.9mの強い風が吹いていた。一つ間違えば、周囲の住宅街を巻き込んだ大惨事にも発展しかねない。市民防災研究所の坂口隆夫事務局長が、大店舗での火災の危険性と注意点を指摘する。

「ホームセンターのような店は大型で、プラスチック製品や木材など燃えやすい商品が多くあります。塗料やシンナーなど消防法上の危険物に該当する物も大量に置かれている。一度火がつくと、爆発的に燃え広がる危険があります。ガソリンが燃えるのと、同じような状況です。

入店したら非常口の場所を確認し、避難経路を確かめておくべきでしょう。煙には有毒ガスが含まれています。火災が発生したら煙を吸わないよう、ハンカチなどで口を押えて避難してください」

警察は従業員同士のトラブルを視野に入れ、消防署と連携し現場検証を進めている。

建材店の外観。壁も燃えて剥げ落ちている
鎮火翌日も消防スタッフや警察が現場検証していた
現場には多数の消防車が
  • 撮影蓮尾真司

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