天心VS武尊「世紀の一戦」がテレビ放送断念にいたるまで | FRIDAYデジタル

天心VS武尊「世紀の一戦」がテレビ放送断念にいたるまで

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いよいよ明日に迫った那須川天心と武尊(たける)の頂上決戦。前売り券は発売されるや即座に完売となるなど、格闘技ファンならずとも、注目度は非常に高い。

日本最大級のイベントであることは間違いない(AFLO)

熱戦となるのは間違いないが、直前になってフジテレビが「テレビ放送はしない」と発表して、大混乱となったのはご承知の通り。ABEMAを通じてネット配信はされるものの、こちらはお金を払わなければ観られない。

格闘技の未来のためにも、多くの人にこの試合を観てもらいたい――そんな思いを両選手ともに抱いていただけに、「地上波ナシ」となったことは、少なからず彼らのモチベーションに影響を与えた。

「『週刊ポスト』の報道が致命的だったことは言うまでもない。最高責任者である榊原信行氏(58)の身辺問題が報道されたのが5月のこと。報道された内容をフジテレビが精査した結果、『放送できない』と判断せざるをえなかった。そもそも放送を強行したとしても、スポンサーが離れてしまうだろうという懸念もあったと聞きます。

それでも榊原氏サイドは地上波の放送をあきらめず、フジに断られたあとはテレビ東京などにも『なんとか放送できないか』とアプローチをしていました。ところが、他局も放送できないと判断したようで、タイムオーバー。結果的に地上波をあきらめざるを得なくなったんです」(スポーツ記者)

K-1やPRIDE(プライド)など、格闘技ブームを作ったのはフジテレビだったことは誰もが否定しない事実だ。持ちつ持たれつの関係だったRIZINとすれば、週刊誌報道を乗り越えて、フジがこの試合を放送してくれると、最後まで信じていたことだろう。それが不可能となったショックは相当のものだったと思うが、それでも運営側には「これだけの強いコンテンツをテレビ局が見放すわけがない」と希望を持っていたはずだ。

「ところが、その他のテレビ局も『放送はできない』と判断した。当初は放送に前向きな人もいたようですが、週刊ポストを中心に、二の矢三の矢が出てきたことで、『これはリスクが高すぎる』となり、断念したようです」(格闘技担当記者)

格闘技興行には必ずと言っていいほどトラブルが付きまとってしまうのはなんとも残念なところだ。「新時代」を拓くために戦うことを決めた天心&武尊・両選手に倣って、格闘技の世界にも新時代が来ることを願うばかりだが……。

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