「小芝風花似」で話題!女子ゴルフ界の新星・尾関彩美悠の実力
昨年、プロテストでトップ合格を勝ち取った逸材が、充実のルーキーイヤーを過ごしている
激戦が続く日本女子ゴルフ界に、新たなヒロイン候補が現れた。
その名は尾関彩美悠(おぜき・あみゆ、19)。昨年プロテストに合格し、今季からプロツアー本格参戦を果たしたルーキーだ。
6月に入り、レギュラーツアーの『宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』と下部ツアーの『ユピテル・静岡新聞SBSレディース』で8位タイに食い込んだ尾関。いきなりの快進撃となったが、注目を集めた理由はプレーだけではない。試合中に見せる真剣な表情が、女優の小芝風花(25)に似ていると話題になったのだ。
『宮里藍サントリーレディス』を現地で取材したスポーツライターの金明昱(キム・ミョンウ)氏が明かす。
「会見では記者から『小芝風花さんに似ていると言われた事はありませんか?』と質問が飛ぶと、本人は照れながら『最近よく言われます(笑)』と答えていました。渋野日向子(23)と同じ作陽高校(岡山県)出身。渋野とは学年が5つ違うので特に親交があったわけではないようですが、今回の結果もあり、周囲からは『渋野の後輩だから全英で勝って』と期待が高まっています」

人気の秘密はビジュアルだけではない。実力も同世代の中ではズバ抜けている。
「昨年行われたアマチュア日本一を決める『日本女子アマチュアゴルフ選手権』で優勝。プロテストもトップ合格していて、その実力は折り紙付きです。
ドライバーが得意で、平均飛距離は19歳にして女子トップクラスの230~240ヤードもとばします。パターも安定感抜群。さらに最近はアイアンの精度も伸びてきています。下部ツアー6試合でパーオン率は10位。レギュラーツアーでは5位タイに入った『リゾートトラストレディス』と8位タイの『宮里藍サントリーレディス』でもパーオン率は良く、好成績に繋がっています」(前出・金氏)
今季はレギュラーツアーと下部ツアーの両方で戦っている尾関。現在の目標は7月に行われるランキング更新までにポイントを稼ぎ、後半戦のレギュラーツアーにフル出場することだ。キュートなルックスと世代トップの実力を備える次世代のヒロイン候補の挑戦は続く。
写真:共同通信社