久野、久代、宇垣…大手芸能プロ所属・女子アナ「新境地のオーラ」
〈7月1日より日本テレビアナウンサーの久野静香氏が弊社所属になります事をご報告申し上げます〉
6月17日、大手芸能事務所・松竹芸能が同社のHPで6月末で日テレを退社する久野静香アナ(33)の所属を発表した。久野アナは退社理由を、結婚を機に東京を離れ関西に拠点を置くためとしている。
「久野アナは再婚になります。17年2月に一般男性と結婚しましたが、19年10月に離婚。今回のパートナーについては、詳細を明かしていません。
結婚を機に引退するのではという噂も流れましたが、松竹芸能に所属することで今後もフリーとして活動を続けるのでしょう。松竹芸能を選んだキッカケは、13年から7年間アシスタントを務めた『ザ!世界仰天ニュース』だったとか。同番組で共演し可愛がられていた笑福亭鶴瓶に相談し、松竹芸能を紹介されたそうです」(日テレ社員)
最近、民放キー局を退社し大手芸能事務所に入る女子アナが増えている。吉本興業の久代萌美(32、元フジテレビ)、山本美月らが所属するインセントの久慈暁子(27、元フジ)、広末涼子らが所属するフラームの田中みな実(35、元TBS)、上戸彩らが所属するオスカープロモーションの宇垣美里(31、元TBS)……。彼女たちの魅力を、秘蔵写真で紹介したい。
吉本に決めた意外な理由
次期エースと期待されながらフジを退社した久代アナは、6月27日放送の『痛快!明石家電視台』(毎日放送)で吉本興業を選んだ理由を語っている。
「明石家さんまさんから『他の事務所から誘いはあったん?』と聞かれ、久代アナはこう答えています。『(勧誘は)何個かあったんですけど、一番さんまさんが笑うのどこだろうって思って』と。さんまさんは爆笑していました。
久代アナのフジ退社には、多くの要素が重なったようです。昨年4月に『週刊文春』が報じた『ステマ報道』の告発者と疑われたこと、現在の夫でYouTuberのはるくんとのプライベートが次々に明かされ上層部が危機感を抱いたこと……。露骨な人事も、久代アナを失望させたんだと思います」(フジ関係者)
なぜフリーとなった女子アナの多くが、大手芸能事務所を選ぶのだろうか。
「フリーの女子アナが飽和状態だからです。単に独立しただけでは、アナウンサーの仕事を多くの女子アナでとり合うことになる。大手芸能プロダクションに所属すれば、タレントして女優としてモデルとして、アナウンサー以外の仕事もできるでしょう。彼女たちにとって活躍の場を広げられるチャンスになるんです」(芸能事務所関係者)
大手事務所で新境地を開こうとする女子アナたち。彼女たちの新しい一面を見られるのが楽しみだ。
- 撮影:小川内孝行 川上孝夫 小松寛之 近藤裕介 齋藤雅昭 島 颯太