フジ・永尾亜子アナ「まさかの広報局異動」背景にあった意外な評判
「早起きは苦手ですが、ストレッチをすることとココアを飲むことを決めたところ、以前よりすっきり起きられるようになりました」
年明けに受けたメディアのインタビューでそう語っていたフジテレビの永尾亜子アナ(28)。長崎大学の環境学科を卒業した“リケジョ”で、’16年にフジテレビへ入社した。’18年からは『めざましテレビ』のエンタメキャスターを務め、ジワジワと人気を集めていたが、6月28日付で意外な人事異動が明らかになった。アナウンス室を出て、広報局・広報宣伝部へ異動することが判明したのだ。
永尾アナの局内での評判はよく、現場のスタッフからも愛されていたという。
「もともと報道系の番組を中心にやっていたので、バラエティ担当のアナウンサーに比べると知名度は高くはありませんが、印象は良いです。学生時代は理系だっただけあって、物事を分析するのに長けている。高校生の時に放送部で全国4位になったという経歴もあり、アナウンス技術にも定評がありました。スタッフや演者、どちらにも気が遣える子で、人によって態度を変えるような性格ではないので、スタッフからの評判も上々でした」(フジテレビ局員)

視聴者からの評判も良かっただけに、彼女の異動はめざましファンには寝耳に水だったことだろう。キー局でのアナウンサーの異動は、本人が他部署への異動を強く希望するなど、何か特別な理由がある場合がほとんどだ。今回の異動に関して、テレビ業界ではこんな話が囁かれているという。
「公式HPのプロフィールに『苦手なもの 早起き』と書いてありますが、永尾アナは冗談抜きで朝起きるのが本当に苦手らしいんです。『めざましテレビ』のスタッフたちは、朝が苦手すぎる永尾アナに振り回されたことが何度もあるとか。放送開始から1時間ほどたったエンタメコーナーから途中参加したこともありましたし、後輩の藤本万梨乃アナ(26)が代役で出演することもたびたびあった。それらも『寝坊が原因では?』と噂されていました。生放送が多いアナウンサーよりも、別の部署のほうが永尾アナの長所を活かせると局の上層部は考えたのかもしれません」(放送業界関係者)
異動の理由についてフジテレビに取材すると、「何もお話しすることはできません」と回答した。
アナウンサーのようにテレビ出演することはないが、広報担当もまた別の意味で「局の顔」であることは間違いない。真面目で人当たりの良い永尾アナならば、新天地でもきっと活躍するだろう。
写真:香川貴宏 高塚一郎