覚醒剤で再逮捕 田中聖「西麻布での驚愕言動と薬物依頼LINE」 | FRIDAYデジタル

覚醒剤で再逮捕 田中聖「西麻布での驚愕言動と薬物依頼LINE」

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7月1日に送検された田中容疑者
7月1日に送検された田中容疑者

「名前を教えてください」

警察官が氏名をたずねても、男は答えようとしない。身分証明書の提示要求も拒否。目も合わせようとせず逃げるようなそぶりを見せたため、警察は捜索令状を取り所持品検査を行った。男がはいていた黒いズボンと身体の間からは、6㎝×4㎝ほどのビニール袋が出てきた。中に入っていたのは白い粉末。覚醒剤だ――。

6月29日、千葉県警は元「KAT-TUN」のメンバー田中聖容疑者(36)を逮捕した。覚醒剤取締法違反(所持)の疑いだ。東武線柏駅西口近くを巡回中のパトカーが、全身黒ずくめで麦わら帽子をかぶり挙動不審な田中容疑者を発見。身体検査をすると覚醒剤が見つかったため、現行犯逮捕した。

「田中容疑者は『覚醒剤を持っていたことは間違いありません』と、容疑を認めています。田中容疑者は、今年2月にも違法薬物を使用・所持していたとして逮捕されています。6月20日に懲役1年8ヵ月、執行猶予3年の判決を受けたばかり。それから、わずか9日後の再逮捕となりました」(全国紙社会部記者)

舌の根も乾かぬうちに……

17年当時、田中容疑者が知人に薬物を依頼していたと思われるLINE。「野菜」は大麻、「自転車」はコカインの隠語だという
17年当時、田中容疑者が知人に薬物を依頼していたと思われるLINE。「野菜」は大麻、「自転車」はコカインの隠語だという

田中容疑者は、公判で反省の言葉を残していた。

「家族や応援してくる人たちのために、今後一切(違法薬物には)関与しません」

判決を受け、深々と頭を下げた田中容疑者。しかし舌の根も乾かぬうちに、自らに課した誓いを反故にしてしまった。

田中容疑者が違法薬物を使用し始めたのは、最近のことではない。『FRIDAY』は、田中容疑者が東京・西麻布で開店した会員制バーで薬物が使用されていたという関係者の証言を紹介している(17年6月16日号)。以下に引用したい。

〈ヤクの売人のような男が店にやってきて、田中に何かを渡していた。『それなに?』って聞いたら『シャブだよ』って言っていました。いつも小さな2cmほどの円錐状のカプセルに、覚醒剤と思われる白い粉を入れていました。明らかにキマッているような時も度々ありましたよ。

店で上半身ハダカになって、ナイフを振り回して暴れたりしたこともあった。お客さんにナイフを向けて、『テメー! 殺すぞ!』と奇声を発していました。暴れる、物を壊すということは日常茶飯事でしたね〉

さらに『FRIDAY』は、薬物購入を知人へ依頼したとみられるLINEのやり取りを入手。大麻は「野菜」、コカインを「自転車」という隠語で記されていた。

薬物に溺れたかつてのトップアイドルは、これから長い更生の時を過ごすことになる。

  • 撮影蓮尾真司

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