結婚17年目の男性が「同い年女性とのコロナ禍不倫」にハマった訳 | FRIDAYデジタル

結婚17年目の男性が「同い年女性とのコロナ禍不倫」にハマった訳

【実録シリーズ】「不倫にはワケがある」亀山早苗レポート

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<「関係に疲れてしまった」ーー。北海道警の取り調べに対して、そう供述したというのは、6月22日に逮捕された帯広農業高校教師の片桐朱璃容疑者(35)。片桐容疑者は元同僚の宮田麻子さん(47)の首を絞めて殺害したなどとして、逮捕された。片桐容疑者と宮田さんは「泥沼不倫」状態だったと報じられている。しかし、この事件は決して「対岸の火事」ではない。

いま日本各地で、コロナ禍に「育んでしまった」不倫関係が、岐路に立たされているという。男女の関係について取材を重ねているライター・亀山早苗氏が目撃した「大人の恋」の実録を紹介するーー>

「恋愛」と「結婚」は別? 好きになった人と関わり合って、なにがいけないんだろう…コロナ禍のリモートワークで愛を育んでしまった男性は「一度きりの人生」の岐路に立たされた

結婚はしたけれど「恋」をしたことはなかった

結婚は「責任」、恋愛は「愛情と満足感」が重要だと考える男性は多いようだ。だから結婚後に本当に好きな人に出会っても、安易に離婚はできない。

「僕は30歳のときに親戚の紹介で出会った人と結婚したんです。2歳年下の妻は、とてもいい人で、この人と家庭を作ったら穏やかで居心地がいいだろうなと思った。実際、その通りの家庭ですね。妻も仕事をしているから協力してやってきたし、ふたりの子も『勉強より生命力が大事』という妻の方針で育ててきたから、14歳の長女は今、中学でバスケに夢中、11歳の長男は地元のサッカーチームで泥だらけになっています」

タカオさん(46歳・仮名=以下同)はそう語る。家庭は彼の生きる基盤だ。だが3年前、彼は「恋」に落ちてしまった。生まれて初めて、相手の気持ちを考えていても立ってもいられなくなったり、彼女と一緒に過ごせないなら消えてしまいたいと思ったりした。

「恋は苦しい。自分がどんなに相手を好きか証明できないし、彼女が僕をどう思っているかもわからない。同じように好きだと思っていても、彼女の『好き』と僕の『好き』は濃度も方向性も違うかもしれない。この年齢で初めて、人を強烈に好きになる経験をして、感情の振れ幅が大きくなりました」

好きだという気持ちに後押しされて突っ走るしかないのは、20代も40代も同じなのだ。人を恋する情熱に年齢は関係ない。

コロナ禍のおかげで「会いやすかった」

タカオさんが好きになった女性は同い年のミエさん。仕事関係で知り合った彼女にも家庭があり、高校生のひとり息子がいる。それでも恋の渦に同じように巻き込まれた。

恋が始まって半年ほどでコロナ禍になり、出社が不定期になったふたりだが、勤務先が遠くはないので、示し合わせて出勤していた。

「一時期は出社停止状態でしたが、会社近くのホテルがリモートワーク用に部屋を貸していたんです。僕も彼女もそこで仕事をすると家庭に言って、ふたつ部屋を取り、実際には一緒にいたこともあります。ときどき出社するようになってからも、会社にいる時間はそう長くはない。打ち合わせとか顔を見ての会議くらいですから。だから午後からはたいていホテルにいました。むしろコロナ禍は会いやすかった」

今はふたりとも通常出社。タカオさんは「コロナ禍で仕事が滞ったことの対応」として、週末、ときどき出かける。もちろんミエさんに会うためだ。

「最初は3日とあけず会っていたけど、今は週に1回ペースですね。それでも彼女は主婦でもあるわけで、時間のやりくりが大変だと思います。どうやら夫はそれほど家事に協力的ではないみたいなので。それでも会いたいと言ってくれる。僕も会いたい」

何が、いけないんだろう

いつかはバレるかもしれない。その危機感はもっているつもりだと彼は言う。バレたらどうなるかはわからない。離婚される可能性もある。それでも彼女と別れるという選択肢は今のところない。

「昨年、学生時代の友人が急死したんです。人生、一度しかないんだと痛烈に感じました。せっかく出会った好きな人と、身も心もどっぷりと関わりあって何がいけないんだろう……。本音を言えばそう思っています」

この覚悟が本物であれば、誰も彼を非難することはできないのではないだろうか。

  • 取材・文亀山早苗

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