住吉会系二次団体が「博多・中洲」に進出した「意外な理由」 | FRIDAYデジタル

住吉会系二次団体が「博多・中洲」に進出した「意外な理由」

暴力団業界激震! 山口組分裂騒動が再激化する中、勢力図に異変が起きていた

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「昨年末から東京の『住吉会』が本格的に進出しているという情報があり、中洲の暴力団勢力図が変わるかも知れないと福岡県警は警戒を強めています」(県警担当記者)

九州最大の歓楽街として知られる福岡市の「中洲」。今、この街に異変が起きているというのだ。

6月2日、千葉県富里市で行われた住吉会の代表・関功氏の葬儀の様子。六代目山口組の面々も訪れていた

「九州の暴力団といえば、北九州の『工藤会』や久留米の『道仁会』などが『四社会』という親睦団体を組織しています。四社会には、工藤会を始め、福岡市内に拠点を持つ組が少なくない。この四社会以外にも中洲には『福博会』など山口組と近しい組も多いのですが、最近ではここに住吉会が入り込んできたようなのです」(同前)

いったいどういうことなのか。福岡県警の関係者が明かす。

「全国的に有名な宝飾店を経営する会社が数年前に中洲にビルを購入した。同社が昨年、ある会社にそのビルの一角を貸し、キャバクラがオープンしたのです。そのキャバクラを経営している会社が住吉会の二次団体とズブズブだと言われているのです」

同社は今年に入って中洲に2店舗目となる大型キャバクラを開業。他店の女性を好待遇で引き抜くなど、派手な営業が関係者の間で話題になっていた。

「本来なら地元の暴力団と衝突してもおかしくない状況ですが、これには理由がある。住吉会は道仁会と五分の兄弟分として親睦関係を結んでおり、工藤会とも関係は悪くない。そうした九州の暴力団が住吉会を中洲に招き入れることで、中洲で勢力拡大の機会をうかがう六代目山口組の動きを牽制する狙いがあると見ています」(同前)

これまで福岡県警の「工藤会壊滅作戦」によって、工藤会トップの野村悟総裁に死刑判決が言い渡されるなど、北九州の工藤会が弱体化していると見られていた。だが、前出・県警担当記者はこう話す。

「北九州の工藤会が弱体化した一方、福岡での暴力団の動きは活発化している。今年3月、北暴(キタボウ)(北九州地区暴力団犯罪捜査課)や所轄の組織犯罪対策関係の部署で管理官だった人物が、県警本部の暴捜課(暴力団犯罪捜査課)次席に就(つ)くなど、県警は改めて福岡の暴力団対策に力を入れている。実際、5月末に福岡に進出している工藤会の有力幹部が逮捕されています」

ここ最近、六代目山口組が攻勢を強め、山口組分裂抗争は「再激化」している。暴力団が動きを活発化させている中洲が、”修羅の街”と化す日は来るか。

福岡・中洲の繁華街。コロナ禍でインバウンド客が激減してしまっていたが、徐々に活気を取り戻しつつある(写真はイメージです)

『FRIDAY』2022年7月15日号

  • PHOTO濱﨑慎治 共同通信社

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