田中聖容疑者 判決から9日後逮捕より深刻な「地元での逮捕」
6月29日に覚せい剤取締法違反で3度目の逮捕となった元『KAT-TUN』メンバーの田中聖容疑者。今年2月にも同法違反で逮捕、起訴され、6月20日に名古屋地裁で懲役1年8ヵ月、執行猶予3年の判決を受けている。
「判決から9日後という“スピード再逮捕”に世間には衝撃が走りましたね。2月の逮捕の際にはYouTubeチャンネルに謝罪動画を投稿。
そこで『家族、ファン、仲間、最も大切な人たちを傷つけて、被害者にしてしまった最低な行為だと思っています』と後悔していました。しかし、またもクスリに手を染めてしまったワケですから、薬物の怖さをまざまざと見せつけられた格好ですね」(スポーツ紙記者)
1度目の逮捕は’17年5月のこと。渋谷区内の路上において大麻取締法違反で逮捕されたが、不起訴処分に。2度目となった今年2月の逮捕は、名古屋で開催された音楽ライブに参加した際、泊まったホテルで覚醒剤約0・164グラムを所持した疑いだった。
「前回の逮捕でもクスリの入手経路についてはきちんと話していないと言われています。ですが、過去に芸能人が薬物で逮捕されると、かなりの確率でその周辺で田中容疑者の名前が浮上していました。
実際に渋谷や名古屋など、ライブ会場やクラブなどが多くある場所で、彼は逮捕されている。しかし、今回は家族と同居する地元での逮捕です。それだけに、薬物の入手経路がより注目されていますね」(ワイドショー関係者)
過去には港区西麻布で飲食店を経営していたこともある田中容疑者。実際に『FRIDAY』は、その店で薬物が使用されていたという関係者の証言を報じている。
「2月の逮捕後、さすがの田中容疑者も薬物取引が噂されるような場所への出入りは避けているようでした。実際に生活の中心は実家で過ごしていたようですが、それでもクスリに手を出してしまった。
判決の9日後に再び逮捕されたことよりも、地元で逮捕されたということの方が、彼が更生していくうえで、深刻な問題かもしれませんね」(女性誌記者)
実家近くの千葉県柏駅近くで逮捕された田中容疑者。警察官の職務質問に対し、4時間半も抵抗したあたり、地元での逮捕は想定外だったのかもしれない。
裁判で証言台に立った田中容疑者の父親は、
「仕事の仕方も話し合った。家族全員が協力します」
と支えることを誓っていた。その矢先に地元で再び逮捕されたのだから、彼は最も大切な家族をも裏切ったのだ――。
- PHOTO:蓮尾 真司