凶弾に倒れた安倍晋三元総理「緊迫の23分間連続写真」 | FRIDAYデジタル

凶弾に倒れた安倍晋三元総理「緊迫の23分間連続写真」

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7月8日、奈良県市内で演説中の安倍晋三元総理が銃撃され、亡くなった。

9日早朝には遺体を乗せた車が搬送先の奈良県立医科大学附属病院を出発。午後3時前には渋谷区にある自宅に到着した。一方で山上徹也容疑者(41)への取り調べは依然として続いている。捜査関係者によると山上容疑者は容疑を認めた上で、犯行動機について、

「特定の団体に恨みがあり、元総理がこの団体と近しい関係にあると思い狙った」

「母親が団体にのめり込み、多額の寄付をするなどして家庭生活がめちゃくちゃになった」

という趣旨の供述をしているという。

襲撃当時、現場では安倍元総理を助けるため懸命の救助活動が行われた。山上容疑者による銃撃が行われたとされる11時31分から、救急車両で搬送される11時54分までの「緊迫の23分間」を独自写真で振り返る。

応援演説を始めてから約2分18秒後の11時31分ごろ、背後から近づいてきた山上容疑者が安倍元総理を銃撃。突然の出来事に現場は騒然となった。悲鳴とともに「撃たれたの?」「救急車?」といった戸惑いの声が上がった。

当初、安倍元総理は意識があったという。黄色い服をきた男性による心臓マッサージが行われている。現場では演説用のスピーカーを手にした男性が、「看護師の方いませんか」「AEDをお願いします」と指示を飛ばす。

銃撃から約2分後、スーツ姿の男性からAEDが届けられる。

約4分半が経過した頃、白衣姿の女性2人がAEDを持って到着。懸命の応急処置が続く。

事件発生から約6分後の11時37分ごろ、救急隊が現場に到着。安倍元総理を囲むようにブルーシートが張られた。

駆けつけた救急隊員による蘇生処置が続く。安倍元総理のスーツに滲んだ血痕が、事件の凄惨さを物語る。

ブルーシートが張られてから約1分半後、応援演説を受けていた自民党・佐藤啓氏の選挙スタッフらが総出でブルーシートを掲げる。直後には搬送用の救急車が到着した。

救急車へ運び込まれる安倍元総理。

佐藤氏のスタッフが肩を組み、外部からの安倍元総理を覆い隠すようにして運び込んだ。銃撃から23分後の11時54分ごろ、安倍元総理を乗せた救急車が現場を後にした。

その後、安倍元総理は12時20分ごろに奈良県立医大附属病院へ到着。約5時間に及ぶ懸命の治療が行われたが、8日夕方には死亡が確認された。

通夜は参院選明けの11日に、葬儀は12日に、近親者のみで行われる方向で調整されているという。

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