低迷でも球宴出場 巨人・中田「今後は出場機会激減」のチーム事情 | FRIDAYデジタル

低迷でも球宴出場 巨人・中田「今後は出場機会激減」のチーム事情

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巨人からファン投票で球宴に選出された(右から)中田、大勢、坂本(画像:時事通信社、巨人提供)

「正直『なんで』という気持ちは自分が一番感じています。でもファンの皆さんの投票ということで、すごくうれしく思いますし、ありがたいことだなと」

7月6日にオールスターファン投票の最終結果が発表され、セ・リーグ1塁部門で選出された巨人・中田翔(33)は、こう報道陣へ語りはにかんだ。2位の広島マクブルームに8万票近い差をつけた、圧倒的人気の1位である。

中田が謙遜するのは当然だろう。今季の中田は本塁打こそ9本打っているが、打率は2割台前半と低迷。2度の2軍落ちを経験し、代打での起用が増えているのだ(成績は7月12日現在)。

「日本ハムから移籍し、中軸として期待されながら昨年も打率.154、3本塁打と物足りない成績。コンスタントに率を残す選手を好む原辰徳監督から、信頼を得られていません。ずっと試合に出続けることで調子を上げる中田としては、苦しいところでしょう」(球団関係者)

それでも球宴に1位で選出されたのは、ファンの同情が強く影響しているようだ。

「なんとかしようという中田の必死な気持ちが、プレーから伝わってきますから。7月10日のDeNA戦では、レフト前のヒットで全力疾走。ヘッドスライディンで2塁打にしたんです。中田が常時出場し、調子を上げるタイプであることもファンはわかっている。結果が出ていなくとも、中田のガッツ溢れる姿勢に対し好意的なんです」(同前)

坂本に岡本まで……

ファンは温かく見守っても、中田が苦境にあることは間違いない。今後、状況はさらに苦しくなりそうだ。

「ただでさえ、中田の守る1塁には中島宏之、増田隆とライバルが多いですからね。キャッチャーの大城卓三が入るケースもあります。来季は、さらにチームリーダー坂本勇人が加わりそうなんです。

今年で34歳になる坂本は、腰痛で戦列を離れています。本職のショートでは、年齢的にも負担が大きい。1塁にコンバートし、負担を減らそうという話があるのです。さらに4番の岡本和真を打撃に専念させるために、1塁で起用しようという案も出ているとか。中田の出番は、ますます減ってしまうかもしれません」(スポーツ紙担当記者)

いくらがんばっても層の厚い巨人では、中田に活躍の機会は少なそうだ。

「中田にとってベストなのは、日ハムに戻ることでしょう。交流戦で起きた大きな声援で分かる通り、ファンも温かく迎えてくれる。中田を慕う若手も一定数います。本人としても、居心地は悪くないでしょう。暴行事件を起こしての移籍という事実を考えると、出戻りの可能性は低いかもしれませんが……」

オールスターは、中田にとって絶好のアピールの場だ。球宴で存在感を示し、再び輝きを取り戻せるだろうか。

  • 写真時事通信社(巨人提供)

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