『アメトーク』上島さんの”追悼特番”で告げられた「禁止事項」 | FRIDAYデジタル

『アメトーク』上島さんの”追悼特番”で告げられた「禁止事項」

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’14年に本誌の取材に応じたダチョウ倶楽部の3人。お決まりの「ヤー!」のポーズを披露した
’14年に本誌の取材に応じたダチョウ倶楽部の3人。お決まりの「ヤー!」のポーズを披露した

『ダチョウ倶楽部』の上島竜兵さん(享年61)が亡くなって、はや2ヵ月。四十九日の法要も終わったが、肥後克広(59)と寺門ジモン(59)はいまだバラエティ番組に復帰できていない。そんな2人のバラエティ復帰企画となるのが、今日7月19日夜8時から放送される『アメトーーク!』(テレビ朝日系)だ。今回は「ダチョウ倶楽部を考えよう」と題して、上島さんの追悼と共に、肥後と寺門のバラエティ番組への復帰を後押ししようという企画だという。

「収録は7月の頭に行われました。上島さんと同じリアクション芸人である出川哲郎(58)や上島を慕っていた『竜兵会』のメンバーの土田晃之(49)や有吉弘行(48)らが参加しました。収録は、終始わきあいあいとした雰囲気で進んだそうです。女性ゲストには『ダチョウ倶楽部』の事務所の後輩で、かつ空気を読んだコメントができる指原莉乃(29)が選ばれた。上島さんとの交流の深さはもちろん、しんみりしてしまいそうなテーマをうまく扱える、手練れの芸人たちを揃えたようです」(テレビ朝日関係者)

5月上旬の肥後。上島さんが亡くなった後も3人で出演していたドラマの撮影に参加していたが、その顔には疲れの色が見えた
5月上旬の肥後。上島さんが亡くなった後も3人で出演していたドラマの撮影に参加していたが、その顔には疲れの色が見えた

出演したメンバーは番組の常連たち。馴染みのスタッフや演者ら、気の置けないメンバーでの収録は安泰かと思われたが、番組が用意した台本には、実はあることを“禁止”する文言が書かれていたという。

「今回の企画では“この際だから話しておきたいこと”などについて語るトークコーナーが用意されていた。その部分の台本に〈内容は自由ですが、死因、不謹慎すぎる話は常識の範囲内でお願いします〉という文言が注意事項として書かれていたんです」(芸能プロダクション関係者)

これはどういう意図があるのか。芸能プロ関係者が続ける。

「上島さんと竜兵会の後輩たちの関係は、一言でいえば『無礼講』です。有吉さんの『まあ(ダチョウ倶楽部の持ちネタの)キスのくだりなんて現代ではもう誰も笑いませんけども……』という発言に『オイッ!さらっとそんなこと言うなッ』と上島さんが返す。そうしたやり取りが持ち味でした。今回の収録でも、後輩から上島さんに対するそうした“愛のあるイジり”のような発言が出た場合、一部の視聴者が『これは上島さんのことを本気で馬鹿にしているのではないか』と思ってしまうことを危惧したのではないでしょうか。さらに、いわば今回は上島さんの“追悼特番”です。出演者たちが番組をなんとしてでも盛り上げようとして、コンプライアンスギリギリの発言がバンバン飛び出すことを避けようとした意図があるのではないかと思います

いずれにせよあの衝撃的な出来事から2ヵ月が経ち、今回の特番はファンにとってようやく明るい気持ちになれる企画と言っていいだろう。「ダチョウ倶楽部を考えよう」が、“神回”となることは間違いなさそうだ。

  • 写真中村和彦 等々力純生

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