北川景子が大河ドラマで『お市の方』に選ばれた「圧倒的な理由」 | FRIDAYデジタル

北川景子が大河ドラマで『お市の方』に選ばれた「圧倒的な理由」

かつての”クールビューティー”は、一児の母となり、”聖母の如く美しさ”と形容されるようになった

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2021年11月、事務所前でスタッフと真剣な表情で打ち合わせをする北川景子。プライベートでは北川のライダースジャケット姿は定番
2021年11月、事務所前でスタッフと真剣な表情で打ち合わせをする北川景子。プライベートでは北川のライダースジャケット姿は定番

7月13日、松本潤(38)が主演する2023年放送開始のNHK大河ドラマ『どうする家康』に、織田信長の妹・お市役で北川景子(35)が出演することが発表された。

北川の大河ドラマ出演は2018年放送の『西郷どん』以来2度目。出演者発表のお知らせの中では、意気込みを次のように明かした。

「(お市の方は)戦国の乱世で家系の存続のため、家族を守るため、自分の命を全うした人物です。冷静に判断できる聡明さと、強さ、家族に対する愛、家の誇りを表現していきたいです」

これまでNHK大河ドラマでは多くの女優がお市の方を演じてきた。中でも歴代最高と評されるのが1981年放送の『おんな太閤記』での故・夏目雅子(享年27)の演技だ。しかし北川が演じるお市の方は、夏目の熱演を超えるのではないかという期待感が高まっている。2人には多くの共通点がある。

お市の方を語る上で欠かせないのがその美貌だ。「天下一の美人」「戦国一の美女」と称され、近隣諸国に噂が及ぶほど美しかったという。『渓心院文』には、亡くなった37歳の頃でも22~23歳に見えるほどだったとの記録が残っている。

一方、北川といえば美女ランキングの常連。オリコン主催の『女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング』では6度も1位に輝いている。34歳で女児を出産した2020年も1位に選ばれるなど、まさに現代を代表する美貌の持ち主である。

似ているのはそれだけではない。お市の方は、織田信長が「市が男だったなら、良き武将となったであろう」と称するほどの頭脳の持ち主だったとされる。また夫である柴田勝家と共に自刃して果てる直前には、3人の娘たちの身を案じて羽柴秀吉に保護を求める直筆の手紙を出すなど、最後まで家族への愛を貫いた人物だった。出演発表の際に北川が語った「聡明さ、強さ、家族に愛する愛、家の誇り」といった要素は、お市の方を語る上で欠かせないエピソードだ。

しかし気丈さや聡明さでいえば、北川も負けてはいない。長女を出産した半年後、2021年4月放送の『リコカツ』(日本テレビ系)で主演復帰を果たした際、テレビ局関係者は撮影現場で見せたストイックすぎる姿勢に驚いたという。

「バリバリ働くファッション誌編集部員を演じるため、芸能人御用達のパーソナルジムでトレーニングを重ね、出産前の体型に完全に戻して復帰したのです。ドラマの撮影は以前より決まっていたことなので、『周りに迷惑をかけたくなかった』と、のちのインタビューで語っていましたが、責任感の強い彼女らしい言葉だと思いました」

本誌が遭遇した同番組のロケ現場でも、北川は路上を何度も駆け抜けるシーンを撮影していた。時折、疲れた表情を浮かべるものの最後まで手を抜かず全速力を続ける姿が印象的だった。また昨年11月に行われた事務所主催の『スター☆オーディション』ではプレゼンターを務めた際に、

「事務所は家族的でスタッフも温かいので一人じゃないし、挫けることもないと思う」

と、受験者に向けて姉御肌で事務所愛の強い彼女らしいアドバイスを送っている。

抜群の美しさの裏に、聡明さや周囲への愛を併せ持つ2人。北川はお市の方をどう演じるのか。今から待ち遠しい限りだ。

2021年6月ドラマ『リコカツ』(TBS系)の撮影風景。路上を駆け抜けるシーンを何度も撮影していた
2021年6月ドラマ『リコカツ』(TBS系)の撮影風景。路上を駆け抜けるシーンを何度も撮影していた
  • PHOTO足立百合(1枚目)、坂本信二(2枚目)

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