「死んでやる」と騒いだ妻の一言が決め手に…「W不倫」の驚愕結末 | FRIDAYデジタル

「死んでやる」と騒いだ妻の一言が決め手に…「W不倫」の驚愕結末

【実録シリーズ】「不倫にはワケがある」亀山早苗レポート

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<厚生労働省の調査によれば、年間60万のカップルが「法律婚」を選ぶ中、離婚件数は21万件にのぼる。それぞれに事情や思いがあるが、「婚外恋愛」もまた、その大きな「理由」のひとつだろう。大人の恋を取材するライター・亀山早苗氏の実録レポート>

そのとき妻は「言ってはいけない一言」を放った。結婚するとき、人はこの関係が「永遠」だと錯覚する。婚外恋愛から結婚に至ったふたりの意外すぎる展開

離婚して「不倫」相手と結ばれたい?

恋に落ちたとき、どちらか一方、あるいは両方が結婚していれば、それはどういう状況であっても「不倫」と呼ばれてしまう。その結婚生活が破綻していても、結婚生活において当事者が不幸であっても、「不倫」として世間から後ろ指をさされるのだ。

では、婚外恋愛をした既婚者が、離婚して不倫相手と結婚すれば、すべて片が付いたことになるのだろうか。子どもたちはどうなるのか、離婚を納得しない配偶者がいたらどうすればいいのか。そういった「めんどう」を避けるために、秘めた恋を続けるカップルは少なくない。リスクを最小限に抑える方法だろう。

だが中には、「すべてをオープンにしてもいいのではないか」と考えるカップルもいる。テツロウさん(48歳・仮名=以下同)とカオリさん(47歳)である。

ふたりが仕事がらみで知り合ったのは5年前。当時、テツロウさんは結婚して13年、12歳と10歳の子がいた。カオリさんは結婚して14年、13歳の一人息子がいた。

仕事上のパートナーがいつしか

この状況で恋に落ち、ちょうど起業を考えていたテツロウさんにカオリさんが寄り添った。カオリさんが言う。

「私も当時、勤務先での仕事の行き詰まりを感じていました。どんなに情熱を燃やしても、女性はなかなか最終責任者になれない、ずっと企業の駒であり続けるしかないのかと悩む日々でした。家庭のことは元気な実母が助けてくれていたのですが、それをいいことに夫は家庭には協力的ではなかった。ふたりで作った家庭なのに、常に夫は家庭から少し離れたところにいるような気がしていました」

つまり、夫婦として満足できる状態ではなかったのだ。それはテツロウさんも同じだった。家庭は妻と子どもたちだけで完結している。そう思っていたようだ。

「そういう現状を抱えた者同士、家庭観、仕事観も一致して、私はテツロウさんの会社立ち上げに関わることにしました。彼と彼の友人、それに私が共同経営者になったんです。貯金もかなりはたきましたが、これはいけると感じていました」

その過程で恋が深まっていくのだが、ふたりとも家庭のある身、軽はずみなことはするまいと決めていた。ふたりきりで食事に行くことはあったが、「後ろ指をさされる」関係になることは避けた。そして、無事会社を立ち上げた。

仕事は波があったものの、だんだん落ち着いていった。ところがふたりの気持ちが煮詰まってしまう。

「共同経営者である彼の友人は、私たちの恋愛感情にも気づいていました。あるとき、『ふたりとも、このまま自分の気持ちを押し殺していていいのか。プライベートも充実させたらどうか』と後押ししてくれたんです」

仕事上のパートナーとして以上に、お互いが必要だと気づいてしまったのだ。

「どうしたらいいのか、それぞれ家庭で話し合おうということになった。私は夫に離婚したいと告げました。夫はわけがわからないと落ち込んでしまって。テツロウさんも妻に言ったら、いきなり泣き叫ばれたそうです。唐突すぎたと反省しました。でも夫が私を愛していないのはわかっている。結婚という形態を壊したくないだけ」

それぞれの「結婚」は、すでに破綻していたのかもしれない。

2組の夫婦で、話し合った

そこでふたりは、それぞれの配偶者を交え4人で話をすることにした。

「私たちの気持ちは決まっている。一緒になりたい。だけど離婚でもめるつもりもない。もうちょっと開かれた家庭同士のやりとりができないかと提案したんです」

いったん、それぞれ結婚生活は解消すること。その後、テツロウさんとカオリさんが結婚するかどうかは別として、ふたりは同居する。子どもたちは基本的な生活をどこにしてもかまわない、どちらの親とも行ったり来たりできるようにする。

「これは、以前ヨーロッパに数年住んでいたテツロウさんからの提案でした」

テツロウさんの妻は、その方法を「うちの夫は海外かぶれしている」と非難した。だが、意外なことにカオリさんの夫が「それもいいかも」と言い出した。彼はもともとあまり家庭向きではなかったのだろう。

「ただ、私も『ごく普通の家庭』以外は知りませんから、本当にそれでうまくいくかどうか不安でした。テツロウさんが好きだから、お互いに離婚して子どもの居場所もきちんと決めて、また新しく『家庭』を作ればいい。彼の言う開放的な関係を、当時、きちんと理解していたかどうかはわからない」

テツロウさんの妻の抵抗はさらに強かった。

「彼が言うには、妻は何日かハンストして病院に運ばれたり、死んでやると大騒ぎしたりしたそうです。がんばって築いてきた家庭が崩壊する、しかも夫には新たな女がいる。パニックになりますよね。彼女から泣きながら電話がかかってきたり、会ったときにすがりつかれたりしたこともあって、私も一時期、もうテツロウさんとの関係を終わりにしようと思ったこともあります」

だが、テツロウさんは根気強かった。家族への愛はいつでもある、ただ大人の男女として自分はカオリとパートナーシップを築きたい。でも子どもたちの父親であることには変わりないし、子どもの母親として前妻には敬意を払う、と懇々(こんこん)と他の3人に訴え続けた。

「冷静に話し合っていたのですが、テツロウさんの妻が、『ヤリたいのはカオリだってことね』と言い放ったんです。それには私が傷ついてしまった。テツロウさんは妻に『どういう場合でも他者には敬意を払おうよ』と静かに言いました。彼女も、ごめんなさい、と。でも、一度放ってしまった言葉の破壊力は大きかった。そのあたりで話し合いは熟した感じがありましたね」

「死んでやる」とまで騒いだ妻の不用意な「一言」が、2組の夫婦の将来を決めた。が、その先に意外すぎる展開が…。【後編】恨み、嫉妬を越えて…W不倫「元夫婦と子ども」の新しすぎる生活につづく。

  • 取材・文亀山早苗

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