コロナで一時凍結も…低迷・巨人で”首が寒い”2人のコーチの名前 | FRIDAYデジタル

コロナで一時凍結も…低迷・巨人で”首が寒い”2人のコーチの名前

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原監督(左端)と並んで挨拶する元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチと桑田真澄投手チーフコーチ。3人ともユニフォームを着ているが人事権は原監督にある(写真:共同通信)

巨人の原辰徳監督(64)は20日のヤクルト戦前に東京・大手町の読売新聞東京本社で山口寿一オーナー(65、読売新聞グループ本社代表取締役社長)にシーズン前半戦の報告を行った。折あしく前日19日の同カードには勝ち頭の戸郷翔征(22)を先発させながら3-5と敗れ、5位に逆戻りしての球団トップとの面会。原監督は「現状報告。オーナーもすごく親身になって見てくださっている。いいところ、足りないところも含めていい話ができた」と総帥への報告を振り返った。

主砲・岡本の調子があがらない…

24日時点で借金「5」で首位ヤクルトからは13ゲーム差の5位に低迷。借金ターンは2018年以来、4年ぶりの不名誉だ。

「巨人は波に乗れないシーズンで、オールスター前後にコーチ人事の入れ替えを行い、後半戦へのカンフル剤とすることが多くあります」と話すのはスポーツ紙デスクだ。

前半戦4位だった高橋由伸監督時の2017年7月13日には斎藤雅樹2軍監督を1軍投手コーチに。尾花高夫1軍投手コーチは1軍ブルペン担当、後任の2軍監督には内田順三巡回打撃コーチとし、ブルペン担当だった田畑一也1軍投手コーチはスコアラーに配転された。

昨年も5月に3軍へと異動させていた相川亮二バッテリーコーチを1軍に呼び戻し、山口鉄也2軍投手コーチを1軍に引き上げるなど5コーチの配置転換を断行した(肩書は全て当時)。

「オーナー報告はコーチ人事の了解を得る場でもあるのです」とは前出デスク。

スポーツ紙巨人担当記者は「チーム内で噂に上がっていたのは元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ。7月に入って丸7試合、72イニング適時打が出なかった貧打の責任者としてやり玉に挙がっていた。不調に陥った主砲の岡本和真を復調させることができずにいるため、手腕を問われている」と話す。

実は昨年も似た状況でコーチが冷や飯食いに追い込まれたことがあったという。

先の記者は「昨季は春先から丸佳浩が不調に陥り、打率が一向に上がらないままだった。すると、広島時代から指導する石井琢朗野手総合コーチ(現横浜DeNA1軍野手総合コーチ)が6月から打撃指導を外され、守備走塁専任に分担が変わった。そしてクライマックスシリーズ直前の10月には3軍コーチに降格させられた。これはDeNAへの移籍が決まっていたためだと後に明らかになったのですが…。主軸の不調が長引いたとき、コーチやスコアラーが責任を取らされるのは、巨人ではよくある話」と声を潜める。

前出のデスクは「原監督が山口オーナーに直訴して一昨年の12月に15年ぶりに復帰させた桑田真澄投手チーフコーチも危ない」と言う。

今季の巨人投手陣は、失点数436で断然の12球団ワースト。チーム防御率4・09、被打率.263、与四球数300など他にも12球団ワーストの数字が並ぶ惨状だ。

桑田投手コーチは今季9勝をあげ、現在チームの勝ち頭に成長した戸郷を育てたものの、4試合連続満塁被弾、防御率は唯一4点台で最下位では仕方ないか

原監督と桑田投手コーチの間に吹く「隙間風」

7月15日の広島戦から18日のヤクルト戦にかけて4試合連続で満塁本塁打を打たれるという不名誉なプロ野球記録を樹立。原監督はその間に「四球の数だとか、ホームランといったこともやっぱり私とコーチ陣の指導が悪いということ。選手は一生懸命にやっている。我々がしっかり指導していく」と暗に投手陣を預かる桑田コーチの指導力不足を指弾していた。

「最近は桑田コーチも『投手交代は全て監督がやっていますから』と発言することが多く、継投に関して権限が剥奪されつつあることを示唆している。蜜月に見えていた原監督と桑田コーチの間にも隙間風が吹いているようです」と同デスク。

原監督自身も第1次政権時の03年、就任1年目にして日本一に輝いた前年から3位に終わると、3年契約まで1年残っていたにも関わらず辞任を余儀なくされ、当時の渡辺恒雄オーナーは「今回は読売グループ内の人事異動」と総括。当時45歳の青年指揮官は屈辱に打ち震えた。それから19年の歳月が過ぎ、チームの全権を手にした64歳の原監督は「人事異動」を断行する側に回っている。

下位に低迷する今季も人事を動かすはずだったが、19日からの4日間で新型コロナウイルスの感染者が計73人というプロ野球史上最大のクラスターが発生した。岡本や丸、中田翔や菅野智之といった主力どころに加えて、元木コーチをはじめとする首脳陣も軒並み感染。原監督も22日に感染していたことが判明した。6月に感染したばかりの桑田コーチは、何とか今回の集団感染は免れた。

2軍でもウイルス禍が蔓延しているため、「人事は凍結になりそう」とは球団関係者。ただ、「コロナ対応のために緊急的に異動したコーチが、事態が収まってもそのまま残されるということはあってもおかしくない」とも。緊急事態を隠れ蓑に断行される人事にも予断は許されないということになる。

(成績は全て7月24日現在)

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