三遊亭圓楽 8月の高座復帰へ「まだ死んでねえよ!」と意気軒高 | FRIDAYデジタル

三遊亭圓楽 8月の高座復帰へ「まだ死んでねえよ!」と意気軒高

FRIDAYが目撃した5月の退院時から9㎏増量 妻や息子とともに懸命にリハビリ中

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7月22日午後3時半。取材に応じた圓楽(右)と三遊亭好楽。「(俺を)世間が欲してるんでしょ?」とおどけた
7月22日午後3時半。取材に応じた圓楽(右)と三遊亭好楽。「(俺を)世間が欲してるんでしょ?」とおどけた

「残念でした。生きてるよ。まだ死んでねえよ!」

集まった報道陣に対し、そう言い放ったのは、六代目三遊亭圓楽(72)。半年ぶりに姿を現した師匠の第一声に報道陣からは安堵の笑いが漏れた。この日は、五代目圓楽一門のイベント『三遊まつり』が都内の木母寺(もくぼじ)(墨田区)で催された。自宅で療養を続けていた師匠も、お気に入りのカンカン帽を携え、行きつけのパン屋のあんパンを差し入れに持ってイベントに出席。他の噺家(はなしか)らと共に先人の供養と一門の隆盛を祈願した。

今年1月25日、脳梗塞のため急遽(きゅうきょ)療養生活に入った圓楽。4年前に肺がんを患(わずら)ったこともあり、退院は8月まで長引くと思われた。しかし、5月20日に早期退院し、自宅で療養生活を始めたという。

「入院中は『病院食が不味(まず)くて早く退院したい』『美味いそばを食いてえ!』と周囲に漏らしていて、それが早期退院の一番の理由らしいです。とはいえ、文句を言いつつも病院食をしっかり食べていて、そのおかげで回復が早くなったようです」(テレビ局関係者)

退院から2ヵ月での高座復帰発表には、圓楽の強い希望があったという。

「今回のことで強く将来のことを考えたみたいです。入院中は仲の良い噺家さんや『笑点』メンバーに電話をして、落語界の今後について語っていたようですよ。退院後は奥様がつきっきりで傍(そば)にいて、入院中に10㎏落ちた体重も、1週間で9㎏戻しました。身体の麻痺以外にも退院直後は記憶障害があって悩まされたようですが、それも今はほぼ回復しているとのことです」(落語芸術協会関係者)

8月11日に国立演芸場(千代田区)で行われる『8月中席』が三遊亭圓楽復帰の舞台となる。療養中も『笑点』(日本テレビ系)にビデオメッセージを寄せるなど、意気軒高な師匠の様子に落語ファンや視聴者の期待も高まる。

5月20日午後2時過ぎ。入院していた病院から息子・会(あい)一太郎の運転で帰宅した。傍らには身体を支える妻の姿が
5月20日午後2時過ぎ。入院していた病院から息子・会(あい)一太郎の運転で帰宅した。傍らには身体を支える妻の姿が

『FRIDAY』2022年8月12日号より

  • PHOTO小川内孝行 西原 秀

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