”パパ活”吉川議員が「それでも議員辞職しない」これだけの理由 | FRIDAYデジタル

”パパ活”吉川議員が「それでも議員辞職しない」これだけの理由

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いまだ雲隠れを続ける吉川議員(撮影:共同通信社)

「競艇場にでも行ってみれば?」

“パパ活飲酒”が報じられた吉川赳衆議院議員(40)は依然として雲隠れ中のまま。永田町の議員会館の事務所は秘書さえ不在。行方について静岡5区の古くからの支援者に尋ねると、そう切り返された。

18歳の女子学生に飲酒させ、ホテルに誘い、現金4万円を渡したと『週刊ポスト』に報じられ、自民党を離党。支援者は嘆息混じりにこう続けた。

「小選挙区で細野豪志議員に4連敗。それでもその都度、自民党の比例票でバッジを付けられた、いわば“ゾンビ議員”でしょう。勝てなくても日々の活動をまじめにやっていれば差を埋められるのに、競艇好きで知られ、変装して遊んでいた、との噂話も一度や二度じゃない。パパ活飲酒報道も驚かなかった」

報道から1ヵ月以上、沈黙していた吉川氏が7月15日にブログを更新。5200文字の長文を掲載し、「女性が飲酒不可能の年齢とは認識していなかった」と強弁。「現在、法律の専門家にお願いして、名誉毀損訴訟を通じて、客観的事実の確認をさせていただくべく、準備を進めて戴いております」と続け、議員辞職については訴訟を通じて、女性の年齢を確認し、「身の処し方について速やかに判断させていただく所存です」と即時の辞職を否定した。

「ポイントは自民党は離党したこと」

吉川氏も所属した宏池会(岸田派)の中堅議員はそう述べる。離党をしたことで、一定の責任を取ったように見える。かつ、岸田文雄総理(64)でさえ、党籍がないために直接命令ができず、本人の意志で出処進退が決められるという。

「総理の電話には出ないようだが、側近の木原誠二官房副長官の電話には応じているようだ。岸田派として、次の選挙は応援せず、吉川個人で頑張らせる。選挙区で独力で勝ち上がれば『禊(みそぎ)は済んだ』として当選後に公認する流れだろう」(岸田派若手議員)

現状、高い内閣支持率を維持でき、先の参議院選挙で、この問題が影響を及ぼさなかったので、議員まで辞めさせる理由もないと考えているという。前述の議員が続ける。

「見捨てて、逆に静岡5区を二階派の細野氏に取られてしまうより、当て馬としてでも居座らせることで、距離のある二階派との今後の取引材料にも使える」

自民党最大派閥の清和会(安倍派)は主を失い、派閥をまとめるのに手一杯。9月27日、武道館で開催予定の安倍元総理の国葬まで表立っての動きはできまい。臨時国会は9月30日に召集予定だが、吉川氏は姿を現すのだろうか。

「会期延長すれば臨時国会は12月を超える。その間、ずっと欠席というわけにもいきません。なので、永田町が統一教会との関係に揺れている間に会見を開き、ブログに綴ったことを繰り返して、『説明責任は果たした』として次の選挙まで居座るつもりだろう」(政治部記者)

6月30日、吉川議員に夏のボーナスにあたる期末手当286万円が支給された。吉川氏の令和3年度の所得等報告書を見ると、不動産所得として933万円、政務官給与も含めた歳費は2284万円。吉川氏には3000万円を超える所得がある。庶民がインフレに苦しむ中、吉川氏は議員のままで、永田町のパワーゲームも続けられる。

  • 取材・文岩崎大輔

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