バースデー婚のカーリング吉田知那美 新郎と育んだ「ロッヂ愛」
出会いは2017年
カーリング女子で日本代表のロコ・ソラーレ吉田知那美(31)が27日、自身のインスタグラムで結婚を報告した。
SNSやネットでは「ちょっと寂しいけれど、おめでとうございます」、「悔しいけれど美男美女カップル。末長くお幸せに」などと祝福の声が相次いだ。
一方でロコ・ソラーレのマネジメントを担当するスポーツビズからの結婚発表のリリースには、「本件に関して会見等は行う予定はなく、コメントなども今回のリリース内容 が全てとなります。本人・関係者への追加取材等はお受けできませんので ご了承ください」という記載がある。
新郎となったアルペンスキーの河野恭介コーチとの出会いなどは謎に包まれたままかと思いきや、「おふたりが出会ったのは2017年だと聞いています」と語ってくれたのは、カーリング取材歴13年のスポーツライター竹田聡一郎氏だ。
「JOC(日本オリンピック委員会)は、2010年のバンクーバー五輪以降、オリンピック選手や候補選手、関係者を対象に合宿形式の研修会を開催しています。平昌五輪に向けての『The Building up Team Japan 2017 for Pyeongchang』が初対面だったはずです」
羽生結弦や高梨沙羅も参加した、日の丸を背負う自覚や責任を強めることを目的にしたこの合宿で同い年のふたりは運命的に出会い惹かれあったのかといえば、竹田氏は否定する。
「せっかくの機会なので競技の垣根を超えて情報交換や交流を続けようという意見が多かったようで、その中心的なメンバーのひとりが河野コーチだったと聞いています。すぐに恋愛に発展するというより、あくまで友人のひとりという感
新郎の行動力に惹かれた
オーストリア留学とは、河野コーチのキャリアの重要なパートだ。
「
「河野コーチのご実家は長野県野沢温泉村で『ロッヂまるしげ』という、人気のスキー宿を営んでいます。河野コーチはオーストリ
伴侶と共にトレーニング環境、新しい故郷など多くのものを同時に手に入れた吉田。あと欲しいのは世界選手権や五輪といった舞台での史上初の金メダルだ。それに向けたロコ・ソラーレの今季の初戦は9月に地元・北見で行われるアルゴグラフィックス杯だ。新妻のナイスショットを期待したい。