チョコプラ『悪い顔』に続き『マネーのクズ』でユーチューブ絶好調 | FRIDAYデジタル

チョコプラ『悪い顔』に続き『マネーのクズ』でユーチューブ絶好調

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YouTubeで次々とヒット作を送り出す長田(左)と松尾(右)のお笑いコンビ『チョコレートプラネット』
YouTubeで次々とヒット作を送り出す長田(左)と松尾(右)のお笑いコンビ『チョコレートプラネット』

マクドナルド、ローソン、日清、LINEMUSICなど一流企業のCMに次々と出演し飛ぶ鳥を落とす勢いで売れ続けているお笑いコンビ『チョコレートプラネット』。長田庄平と松尾駿の2人は当然CMだけでなく、バラエティ番組はもちろん劇場出演、そしてユーチューブも人気で、芸人として死角がないといっていいだろう。

「中でもユーチューブで、独特なコンテンツでヒットを飛ばし続けていることは特筆すべきでしょう。以前には『悪い顔選手権』という犯罪者がカメラの前に登場するようなシーンを模した企画も超人気企画で、860万回以上再生されているものあります。さらに、ひろゆき氏やガーシーといった、話題の人物もすぐにパロディとしてものまねする嗅覚もありますね」(ワイドショー関係者)

中でも今年に入りさらに注目されているのが『マネーのクズ』という企画。‘01年ごろから放送されていた『マネーの虎』(日本テレビ系)のパロディだ。

オリジナルは、アイデアや構想がある挑戦者が社長らにプレゼンをして出資を募る。希望額を社長から引き出すことができれば“マネー成立”となり投資してもらえるという番組だった。

「『マネーのクズ』には“クズ”と称される芸人が登場し、どうしようもないような希望を熱く語り、社長に扮する長田さんらを説得する。『相席スタート』の山添寛さんは、舟券を買いたいという理由で40万円を要求。

『空気階段』の鈴木もぐらさんは“絶対勝てる”という競馬で一点買いするために103万円を希望し、なんとマネー成立となりました。その無茶ぶりが面白いのか、再生回数は250万~300万回に達していますね」(スポーツ紙記者)

7月4日に配信された『マネーのクズ』には、『ダンビラムーチョ』大原優一という芸人が登場。提案したのは、ほこりや髪の毛などを付着させる粘着テープ、いわゆる“コロコロ”を改良した商品のアイデアで希望額は30万円。社長役は長田と『シソンヌ』のじろうの2人だった。

早速デモンストレーションで、砂をそのアイデア商品で“コロコロ”してみると、砂が付着していない部分があり「チョコンヌ」という文字が浮かび上がってきた。

「“コロコロ”の粘着面にセロハンテープを貼り、付着させない部分を作ることで文字を浮かび上がらせるという仕掛け。掛け算や歴史の問題を印刷しておき、コロコロしたら答えが出てくるというような勉強もできるお掃除グッズのプレゼンでした。

大原さんは企業が製品化すれば売れると自信を見せていたのですが、あまりにも“ガチ”な提案に長田さんも“クズ”っぽくないので苦笑いしていました。ですが、30万円を希望するのか深く突っ込んでいくと、“いいパチンコの台があるので、お金に糸目をつけずに打ちたい”という“立派”なクズっぷりが表面化するというオチでしたね」(女性誌記者)

結局、番組名どおりの“クズ”っぷりを見せつけ“マネー成立”に。アイデアと引き換えにパチンコの軍資金をゲットした。

「今やコンプライアンスがうるさいテレビでは、なかなかやりづらい企画でも、ユーチューブなら可能です。そんな“ちょっと際どい”ながらも笑える企画を考えさせたら、チョコプラの右に出るものはいないでしょう。

若手時代にはコントに漫才と、その能力の高さは同期からも一目置かれる存在でした。しかし、なかなか目が出ずにブレイクのきっかけがIKKOや和泉元彌のモノマネだったと、彼らも自虐的に話すほどです。ですが、今やその才能は、ユーチューブというフィールドでいかんなく発揮されています。彼らが“芸人”としてユーチューブで天下を獲る日は、そう遠くないんじゃないですかね」(芸能プロ関係者)

まさに“水を得た魚”のように次々とヒット企画を世に送り出しているチョコプラ。次はどんな“オモシロ企画”を見せてくれるのだろうか――。

  • 写真つのだよしお/アフロ

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