大阪市長・松井一郎 まだ続けていた「公用車スパ通い」を直撃! | FRIDAYデジタル

大阪市長・松井一郎 まだ続けていた「公用車スパ通い」を直撃!

’20年末にも「公私混同」と批判を浴びたのに…… 日本維新の会代表辞任を発表し、市長の任期もあと9ヵ月 ほとんど公務もせず、17時にはさっさと切り上げる

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FRIDAYの直撃に驚き、固まった様子を見せた松井市長。その後車の方へ歩きながら「どうしたの」と応じた

7月中旬の17時すぎ、大阪市内にあるホテルのエントランスに1台のアルファードが到着した。ナンバープレートから、大阪市の公用車であることがわかる。車の後部座席から降りてきたのは、松井一郎市長(58)だ。市長は、ホテルのスパ施設があるフロアまで、脇目も振らず向かっていった――。

このホテルは大阪市庁舎から車で10分ほどの距離にあり、温泉やサウナ、フィットネスジムなどの設備が揃っている。スパ施設で”公務”とは、これ如何(いか)に。市のHPで「市長日程」を確認すると、このホテルに立ち寄ったことはまったく記載されていない。載せられないのであれば、それは”私用”ではないのか。なお、FRIDAYが入手した公用車の「自動車運行日誌」によると、今年1~6月までに、当該ホテルに寄った回数は34回にのぼる。

そもそも、松井市長による公用車でのスパ通いには、”前科”がある。

「松井市長は’20年末に『日刊ゲンダイ』で、同年1~11月の間に公用車で64回も同施設に通っていたことが報じられています。その際に『公私混同だ』と批判を浴び、しばらくはスパ通いを自粛していたはずです。ところが、ほとぼりが冷めたと見たのか、今年に入ってから再開したようです」(大阪市役所関係者)

公用車の使用目的の妥当性について、大阪市の政策企画室に質(ただ)すと、次のような回答があった。

「公務終了後のホテル等への移動やホテル等から公務への移動については、ホテル等が自宅よりも近くにあるということも勘案すれば、公用車の使用に問題はないと考えています」

あくまで基準に則った使用というのが市側の主張だが、松井市長に関する問題はもうひとつある。当人がほぼ公務をしていないことだ。市役所職員が告発する。

「松井市長はほとんど登庁せず、今年5月に至ってはわずか12日の勤務でした。登庁したとしてもその多くが午後からの出勤で、17時上がりですから、あまり仕事しているといえず、現場は振り回されています。そのため、『市長の決裁が必要な案件なら、出勤が確実な議会会期中に出せ』というお触れが出ています」

日本維新の会代表辞任を発表し、市長任期も残すところ9ヵ月となった松井市長。社長出勤しては職員が帰るより早く公用車でスパに向かうとは、すっかり為政者としてのやる気を失っているご様子だ。

政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「身を切る改革を打ち出して当選した大阪市のトップが公用車を私的利用しているなど、どこが身を切る改革なのかと呆れます。運転手の人件費やガソリン代などの返還請求をしてもいいくらいでしょう。多数を維新が占める市議会のチェック機能不全の問題でもあります」

FRIDAYが姿を確認した日の18時半に、”風呂上がり”の市長を直撃した。

――今日もホテルまで公用車で来られましたよね?

「うん」

――以前も問題になっていましたが、心境に変化はありませんか?

「ありません」

――問題なしという考えでいいですか?

「うん」

そう答えると、迎えの車に乗って帰路についた。今度は維新の所有するアルファードである。つくづく、セコい。

17時に本庁を出発するとホテルへ直行。公用車はその場を去り、1時間半後に市長はエントランスに戻ってきた
行き先の伏せ字はホテル名。今年1月に7回、2月に2回、3月に5回、4月に8回、5月に7回、6月に5回の計34回
本誌未掲載カット 大阪市長・松井一郎 まだ続けていた「公用車スパ通い」 松井市長を直撃 
本誌未掲載カット 大阪市長・松井一郎 まだ続けていた「公用車スパ通い」 松井市長を直撃

『FRIDAY』2022年8月12日号より

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