倉科カナ“ストイックなプライベート”姿で見える「覚醒の予感」 | FRIDAYデジタル

倉科カナ“ストイックなプライベート”姿で見える「覚醒の予感」

2月に演劇賞を受賞し、7月に8年間出演していたドラマを卒業。倉科が目指す次なるチャレンジとは....

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観劇していた芝居のパンフレットを大事そうに胸に抱え、一人で歩く倉科
観劇していた芝居のパンフレットを大事そうに胸に抱え、一人で歩く倉科

まだ肌寒さが残る4月中旬。今にも雨が降り出しそうな曇天の夕暮れ時、ビニール傘を持って商店街を一人で歩く女性がいた。女優の倉科カナ(34)である。

キャップを目深に被り、マスクで目だけが微かに見えているだけなので、すれ違う人々は誰も倉科だとは気づかない。20分ほど歩き続け、到着したのは世田谷区内の劇場だった。

安達祐実(40)や黒木華(32)が出演する舞台『もはやしずか』が上演されるとあって、ロビーは“密”状態。劇場外でその状態を知った倉科は少し待ち、ロビーに人が少なくなったタイミングで劇場に入っていった。

「倉科さんといえばドラマでも舞台でも役が決まると四六時中お芝居のことを考え、徹底的に役作りに時間をかけることで知られています。オフの日でも必ずと言っていいほど映画やお芝居に足を運んでは、出演者の演技を観て研究しているそうです。

体作りにも余念はありません。日々ジムに通い、筋トレに励んでいます。最近はインナーマッスルを鍛えるために最適ということで、ジャイロトニックというリハビリ現場で行われている運動も取り入れているそうです」(舞台関係者)

この日も、安達や黒木の芝居を観て自身の演技の参考にしたのかもしれない。公演が終了すると、大事そうにお芝居のパンフレットを胸に抱いて劇場を後にした。

7月13日には、2015年から8年にわたり出演してきた『刑事7人』(テレビ朝日系)からの卒業を発表した倉科。第1話が放送されたタイミングでの突然の降板だったが、その裏にもストイックな倉科ならではの理由があったという。

「今年の2月、倉科さんは第29回読売演劇大賞の優秀女優賞を受賞しています。その喜びを『今までは褒められても、お世辞だろうなとしか思っていなかった。今回の受賞で、初めて、私がやってきたことは間違いじゃなかったと思えた』と語っていました。女優人生のターニングポイントを迎え、さらに新しい役、まだ自分がやったことのない作品に出てみたいという思いが強くなったのでしょう。突然の番組卒業は、決してネガティブなものではなく、新しい挑戦のための第一歩ということではないでしょうか」(大手芸能事務所関係者)

実際に番組降板発表の翌日に公開された雑誌のインタビューで、倉科は次のように抱負を語った。

「同じような役柄が続くことから脱したい。まだまだやってみたい役柄がたくさんあるので、芸歴を重ねていって一つ一つ丁寧にこれからも作品に向かっていきたい」

常に前を見て新たなチャレンジを止めない倉科。次はどんな役柄でファンを魅了するのだろうか。

公演終了後、他の客よりも一足先に劇場を後にする倉科
公演終了後、他の客よりも一足先に劇場を後にする倉科
アクションにもチャレンジできるように日々トレーニングジムに通い、体作りにも余念がないという
アクションにもチャレンジできるように日々トレーニングジムに通い、体作りにも余念がないという
  • PHOTO山田宏次郎(上2点)

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