子ども4人全員が不審死…42歳母親「児童相談所への逆ギレ怒号」 | FRIDAYデジタル

子ども4人全員が不審死…42歳母親「児童相談所への逆ギレ怒号」

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移送される上田容疑者。頭髪が抜けているように見える(画像:共同通信社)

「数分前にひきつけを起こした」

自ら119番通報し、駆けつけた救急隊員に母親はこう説明したという。「急に唇が青くなった」とも。近くには、ぐったりして動かなくなった幼児の姿が。すでに呼吸をしておらず、スグに死亡が確認された。

「司法解剖の結果から当初、死因は不詳とされていました。しかし、幼児には突然死するような持病がなかったことなど不審な点が多かったんです。母親の説明とも矛盾していたため、警察は複数の医師に所見を依頼。低酸素脳症の疑いが浮上し、死因は口と鼻を塞がれたことによる窒息死と特定されました」(全国紙社会部記者)

7月31日に三男の康生ちゃんを窒息死させたとして神奈川県警に逮捕されたのは、大和市の無職・上田綾乃容疑者(42)だ。17年4月に起きた事件当時、自宅アパートにいたのは母親の上田容疑者と康生ちゃんだけ。県警の調べに対し、上田容疑者は「やっていません」と犯行を否認している。

いずれも幼いうちに……

事件現場となった上田容疑者の住む大和市内のアパート

上田容疑者には4人の子どもがいたが、いずれも幼いうちに亡くなっている。

・02年11月、長男が生後5ヵ月で死亡。

・03年9月、長女が生後1ヵ月で死亡。

・17年4月、三男が1歳5ヵ月で死亡。

・19年8月、次男が7歳で死亡……。

「上田容疑者は今年2月にも、次男・雄大君を窒息死させたとして逮捕されています。上田容疑者は、19年8月に『息子がぐったりしている』と119番通報。雄大君は自宅アパートの布団の上で心肺停止の状態で見つかり、スグに病院へ搬送されたが約2時間後に死亡が確認されました。

当時、上田容疑者は病院へこう説明したそうです。『突然、息子が苦しみ始めた。ぜんそくの持病があった』と。しかし雄大君の遺体を調べると、外部から圧迫されたような痕跡が複数見られました。口内の皮膚が剥がれ、後頭部には内出血が確認されたんです」(同前)

上田容疑者を乗せた警察車両

上田容疑者には、以前から不審な点が多かった。長男と長女が相次いで亡くなっていたことから、児童相談所(以下、児相)は上田容疑者が育児放棄している恐れがあるとし支援を開始。

だが、12年10月にトラブルが起きる。

「上田容疑者から、当時生後5ヵ月だった雄大君の『呼吸が止まっている』と119番通報が入ったんです。疑いを持った児相は雄大君を保護し、15年3月まで施設に入所させます。しかし17年4月に三男・康生ちゃんが不審な死をとげたため、再び雄大君を一時保護。家庭に戻すべきではないと判断し、施設入所の手続きをとりました。

上田容疑者は、児相の対応に猛反発します。雄大君の入所に同意しなかったんです。児相は仕方なく横浜家庭裁判所へ審判を申し立てますが、家裁は『兄弟の死亡について明確な事件性は認められない』と却下。雄大君は18年11月に上田容疑者の元へ戻され、その9ヵ月後に事件が起きました……」(神奈川県の児相関係者)

内縁の男性と同居していた上田容疑者は、児相や市の職員が自宅に来るたびにこう叫んで追い返していたという。

「息子は絶対渡さない! 二度と来るな!」

近隣住民によると、上田容疑者は三男が死亡した直後「亡くなったのは1人じゃないんですよ」と吹聴。周囲に子どもの突然死を広めていたという。

「大和市によると、上田容疑者は『代理ミュンヒハウゼン症候群』の疑いがあると診断されていました。『代理ミュンヒハウゼン症候群』とは、周囲の関心を引くために病気を装ったり、子どもへ危害を加えようとする症状です。横浜地検は上田容疑者の精神状態を調べるため4ヵ月半の鑑定留置を行いましたが、刑事責任能力が問えると判断。今年7月に、殺人罪で起訴しています」(前出・社会部記者)

亡くなったのは、事件化した2人の子どもだけではない。長男(02年11月、死亡)と長女(同03年9月)の死因は、それぞれ「ミルクの誤嚥」「乳幼児突然死症候群か誤嚥」とされる。上田容疑者の口から、子ども4人の不審死の真相が語られることはあるのだろうか。

事件現場となった上田容疑者が住んでいた部屋
事件現場となった上田容疑者が住んでいた部屋
  • 画像蓮尾真司 共同通信社

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