ダウンタウンと電撃和解! 窮地を救った“日テレのドン”の存在感 | FRIDAYデジタル

ダウンタウンと電撃和解! 窮地を救った“日テレのドン”の存在感

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個人視聴率で11年連続「3冠」を達成するなど、日テレは民放のトップとして君臨し続けている
個人視聴率で11年連続「3冠」を達成するなど、日テレは民放のトップとして君臨し続けている

ダウンタウンがMCを務める特番『ダウンタウンvs Z世代 ヤバイ昭和あり?なし?』(日本テレビ系)が8月13日に放送されることが発表された。昭和の“ヤバさ”にスポットを当てる番組で、昭和生まれ世代と平成生まれの「Z世代」によるトークバトルが繰り広げられるという。

『ダウンタウン』が日テレで特番を行うのは、毎年恒例の年末特別『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』を除けば、実に6年振りだという。このタイミングで特番が行われた理由はなんなのか。両者の間に横たわる大きな溝と、関係修復を行った“日テレバラエティー界のドン”の存在について本誌は今年7月に詳報している。以下に再録する。

『ガキ使』年末特番における情報管理の甘さが原因で、両者の信頼関係は崩壊したという
『ガキ使』年末特番における情報管理の甘さが原因で、両者の信頼関係は崩壊したという

急転直下の雪解けとなった。

年末の風物詩だった『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』が休止になって1年。通常であれば7〜8月に仕込みを始め、夏休み明けには収録を開始していた『笑ってはいけないシリーズ』だが、今年も再開されるかは未定の状況が続いている。

「2021年末に放送された『笑って年越したい! 笑う大晦日』は世帯平均視聴率が7.2%でした。前年の『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』が17.6%だったことを考えると、目も当てられない数字です。紅白歌合戦の裏番組として11年連続で民放1位を維持してきましたが、その座もテレビ朝日に奪われてしまいました。

日テレとしては、是が非でも『笑ってはいけないシリーズ』を再開したい。ただ問題なのが『ダウンタウン』の二人、特に松本さん(人志・58)との関係性です。『大貧民GoToラスベガス24時』で渡部さん(建・49)の出演情報や台本が漏洩したことで、松本さんは日テレに強い不信感を持つようになってしまった。両者の関係は完全にこじれてしまい、番組再開の大きな障壁になっています」(芸能プロ幹部)

2021年9月に『絶対に笑ってはいけないシリーズ』の休止が発表されて以来、大きな溝ができていた『ダウンタウン』と日テレ。しかし、両者は今年の春頃に電撃和解に至ったという。

「日テレは8月中旬に『ダウンタウン』をMCに据えた特番を行うべく、急ピッチで準備を進めているそうです。『ダウンタウンと令和の女たち』という企画コンセプトで、6月に入り、日テレは各事務所とのスケジュール調整に奔走しています」(芸能事務所関係者)

間を取り持ったのは、日テレのバラエティ部門を統括する敏腕プロデューサーだという。

「『ダウンタウン』を説得したとされるのが、『笑ってはいけないシリーズ』や『行列のできる法律相談所』などの総合演出を務めるT氏。渡部さんの『大貧民GoToラスベガス24時』復帰を主導した方で、今回のトラブルの発端になったという意識があったのかもしれません。まずは特番を成功させ、次は『笑ってはいけないシリーズ』復活……というのが日テレのシナリオ。そのために急ピッチで番組準備を進めているようです」(前出・芸能事務所関係者)

事実関係を確認するため、本誌は日本テレビに取材を申し込んだが、期日までに返答はなかった。

視聴率以外にも、関連DVDの販売や日テレが主導する『Hulu』などで億単位の利益をもたらしていた『笑ってはいけないシリーズ』。その復活に向け失敗は許されない。社運をかけた特番の行方は果たして……。

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