ヒコロヒー ぶっちゃけトークで明かした『TKO』木本の素顔
いまや事務所の稼ぎ頭
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「ドロボー、誰か助けて〜!」
7月中旬の夕方、横浜市内のとある商店街に女性の叫び声が響いた。声の主は人気芸人のヒコロヒー(32)。彼女が男性のポケットから財布を盗もうとして見つかり、揉(も)み合いになったために叫んだというドラマのワンシーンのようだ。
休憩時間には見物していた子供に気さくに何やら話しかける姿も見られた。
「9月からHuluで配信される『死神さん2』のロケだったようです。ヒコロヒーは菅田将暉主演のドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)にも出演して注目されました」(テレビ局関係者)
昨年はテレビ出演本数が前年の18本から210本に急増。オリコンが発表した今年の上半期ブレイク芸人ランキングでも3位となった。自身の所属事務所である松竹芸能さえディスる、ぶっちゃけトークがウケている。今回の『TKO』木本武宏(51)の投資トラブルの前にも「(木本は)ずっと何かしらで暗躍してきたタイプ」と評していたことが話題となった。
「事務所を超越したアウトロー感、渡辺直美さんのようなつかみきれない存在感のある人。まだ普通の芸人が言わない何十㎝か先のツッコミで偽悪的にふるまうこともあるでしょう。しかし実はまともなバランス感覚があり、どこか自分を俯瞰で見ているようなところがあります」(コラムニスト・影山貴彦氏)
芸人・ヒコロヒーにますます注目だ。

『FRIDAY』2022年8月19・26日号より
PHOTO:村田義人