歌手で作曲家の美樹克彦氏「37歳年下女性」と4度目の結婚へ
小林幸子とデュエットした『もしかしてPARTⅡ』や『回転禁止の青春さ』『花はおそかった』などのヒット曲で知られる歌手で作曲家の美樹克彦さんが、4度目の結婚をすることが分かりました。
しかも、お相手は37歳年下の歌手で作詞家の木暮美紀さんというから驚きです。
「今年4月にコンサートがありまして、そこでサプライズでプロポーズしたんですよ。彼女は状況がよく分かっていなくて戸惑っていたけど、OKしてくれました」
そう笑顔で話す美樹さん。親族や関係者への挨拶などを済ませたあと、近く正式に入籍する予定だそうです。
美樹さんはこの日のために『奇跡の人』と題する“プロポーズソング”を作ったほど。それを聞いた木暮さんは、
「予定とは違った曲が流れたりして、初めは先生が何をやっているのか分からなかったんです(笑)。ただ、途中でそれがプロポーズだと気づいて。婚約指輪をプレゼントしてくださいましたし、素直にうれしかったです」
とその時の気持ちを明かしてくれました。もちろん、美樹さんからのプロポーズに彼女は“YES”でした。
二人の出会いは8年ほど前のこと。友人からの紹介でした。
「当時、彼女は新人歌手でしたから、私のところに勉強に来たんです。まあ“師匠と弟子”の関係でしたね。
ただ、そのころ前妻と別居したりと、公私ともにどん底の時でした。それでも弟子として私についてきてくれたんです」
その後、離婚が成立。しばらくして交際に発展することになったのです。
「付き合う時は“オレでいいのか?”って聞きましたよ。でも、彼女は“年齢差は関係ない”ってきっぱり言ってくれた。
彼女は今まで付き合ってきた女性と全く逆のタイプ。私は女性の言うことは聞かない方だったんだけど、彼女と付き合ってからは変わったね。私を客観的に見ていてくれて、そのアドバイスが間違いない。周囲が言いにくいことも彼女は言ってくれるので、本当に有難いですよね」
そう彼女の魅力について話してくれた美樹さん。一方の木暮さんも、
「先生は有名でキャリアもあるのに、偉そうにしないんです。本当に少年みたいな心を持つ人なんです。
なので、年齢差は感じないんですよ。私の好きな音楽やレストランなど、何でも付き合ってくれるのが嬉しいです」
と、ゾッコンです。
そんな美樹さんが作曲し、木暮さんが作詞した『じんせいいちどだろ』が話題になっています。
この曲はものまねタレントの清水アキラさんや『ニックニューサ』田中収さん、さらには元競輪選手の中野浩一さんや落語家の三遊亭好楽さんなど、ミュージシャンだけでなく、スポーツ界やお笑い界などから27人ものそうそうたるメンバーが“Ge’s”(ジイズ)というユニットを結成し制作に参加しました。
「昨年10月にアキラとゴルフ中に、団塊の世代が集まって“オレたち元気だぜ!”ってところを世の中に見せようよって話になったんです。そうしたら、多くの仲間がレコード会社や事務所の枠を超えて、“二つ返事”でOKしてくれた。
今はコロナ禍でエンタメ業界やスポーツ界は本当に暗い話題しかない。だけど、こういう時だからこそ、下を向いちゃいけないんだよね」
J-POPをも凌駕する『Ge-POP(ジィポップ)』を目指して、音楽で日本を元気にしようと挑戦する美樹さん。“年齢”を理由に何かをあきらめることは、本当にもったいないということをあらためて教えてもらえました。末永くお幸せに!
- 取材・文:荒木田 範文(FRIDAYデジタル芸能デスク)