女子高校生に放尿…県高野連理事も務める高校教師の「歪んだ素顔」 | FRIDAYデジタル

女子高校生に放尿…県高野連理事も務める高校教師の「歪んだ素顔」

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送検される八木容疑者。市内では液体をかけられる事件が複数発生しており、関連性を調べる
送検される八木容疑者。市内では液体をかけられる事件が複数発生しており、関連性を調べる

8月17日、千葉東署は市内の路上で女子高校生に尿をかけたとして、暴行の疑いで八木朋浩容疑者(32)を逮捕した。

八木容疑者は7月8日夜9時半ごろ、自転車に乗っていた女子高校生の制服のスカートなどに、2回にわたって立ち小便で尿をかけた疑いが持たれている。女子高校生は帰宅途中で、1回目に尿をかけられた後、約1km先の路上で再び尿をかけられたという。八木容疑者は県立袖ヶ浦高校で国語の教鞭を執る現役の教師だった。

「八木容疑者は女子生徒に一度尿をかけた後、わざわざ先回りして待ち伏せし、再び犯行におよびました。女子生徒からの110番通報で事件が発覚。防犯カメラ映像などから今回の逮捕につながりました。取り調べに対して『おしっこをかけたことは間違いない』と容疑を認めています。八木容疑者は前日の16日にも市内のコンビニで女性店員に対してスラックスのチャックを全開にして下着を見せたとして県迷惑防止条例違反(卑わいな言動)の疑いで逮捕されていました。17日に保釈されてから、わずか数時間と経たないうちに2度目の逮捕となりました」(捜査関係者)

警察の指示に抵抗することなく護送者に乗り込んだ
警察の指示に抵抗することなく護送者に乗り込んだ

八木容疑者は袖ヶ浦高校野球部の部長を務めており、県高野連の理事長にも名前を連ねている。生徒からは「指導熱心な先生だった」と評判もよかったという。そんな教師がなぜ今回のような犯罪を起こしたのか。同署は動機について取り調べを進めている。わいせつ事件に詳しい弁護士の鈴木秀二氏が今後の展望を解説する。

「直前の8月16日にも逮捕されていますが、裁判で刑事罰が決まった訳ではありません。今回が初犯だと考えると、通常は不起訴か、悪くても10万円ほどの罰金と考えられます。どちらにしても十数日もあれば出てくるのではないでしょうか。今後は余罪の可能性も含めて捜査が進んでいくでしょう」

出所後は懲戒免職の可能性が高いという。さらに鈴木氏は、出所後の再犯の可能性についても言及する。

「前日の迷惑防止条例も含めて考慮されるはずですから、基本的には懲戒免職になるかと思います。教員免許もなくなるでしょう。それで本人が反省してくれればいいですが……。性犯罪は複数の前歴や余罪がある人が多いと感じています。一般的には自力で治すのは難しいとされているので、専門の医院に通院して矯正していく場合が多いのですが、裁判所も検察庁もそういった専門機関を紹介するなどのサポートはしないので、自力で見つけたり弁護士に相談し、適切な治療院を探すしかありません。しかし、その過程で挫折したり、安易に欲望に身を任せてしまうようであれば、残念ながら再び犯罪を犯してしまう可能性は高いです」

県教委は「早急に事実を確認してまいります」とコメントを発表している。再犯率が高い犯罪だけに、ふたたび事件が起きないように徹底的な対策が求められる。

犯行におよんだ女子高校生との間に面識はなかったという。学校での評判も悪くなかった中、八木容疑者はなぜ犯行に及んだのか。再犯防止の為にも動機の解明が待たれる
犯行におよんだ女子高校生との間に面識はなかったという。学校での評判も悪くなかった中、八木容疑者はなぜ犯行に及んだのか。再犯防止の為にも動機の解明が待たれる
  • 写真蓮尾真司

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