萩生田政調会長「旧統一教会と関係30年」暴露で“第二の甘利”に | FRIDAYデジタル

萩生田政調会長「旧統一教会と関係30年」暴露で“第二の甘利”に

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『旧統一教会』との関係が次々と暴露される萩生田政調会長。選挙区で敗戦し権力を失った甘利氏の”二の舞”になるのか…
『旧統一教会』との関係が次々と暴露される萩生田政調会長。選挙区で敗戦し権力を失った甘利氏の”二の舞”になるのか…

自民党の萩生田光一政調会長と旧統一教会の“ズブズブ関係”に注目が集まっている。

「週刊新潮」が、先の参院選で東京選挙区から出馬した生稲晃子参院議員を伴い、6月に都内の旧統一教会施設を訪問したと報じた。生稲氏は

「呼ばれたので伺った」
「(旧統一教会系の)施設とは知らなかった」

と釈明したが、現場の建物には堂々と旧統一教会系列とわかる案内が記されており、「知らなかった」という理由には無理があるのではという声も上がっている。

ともかく、新人議員の生稲氏が萩生田氏の誘いを断れるはずもない。やはりこの問題の主人公は萩生田氏で間違いない。

その萩生田氏だが、旧統一教会との“関係”についての言い訳が微妙に変節している。当初は

「特別、承知の上でお付き合いをしているというのではなく、地元の皆さんの中にそういう関係者がいたのかもしれない」

とまるで“人ごと”のように語っていたが、8月18日に党本部で取材に応じた同氏は教団について

「かつての社会的な問題については、今そういうことはないという認識をしていた」

と述懐。続けて

「安倍総理が殺害され、山上容疑者の発言から、教会がクローズアップされ、いまだいろんなことで苦しんでいる方がいらっしゃる。少し思いが足りなかったと反省をしている」

としながらも、教団との関係解消については

「適切な対応をしていきたいと思っています」

と語るにとどめた。

「新潮では『萩生田さんは家族同然』と語る統一教会関係者の証言も掲載された。萩生田さんは問題発覚後、保身に走り、教団側を突き放すような説明に終始。

これに信者から『あんまりじゃないか!』と反発の声が上がっている。それを聞きつけ、18日の取材ではややトーンダウンしたのだろう。裏を返せば、それだけズブズブということ」(全国紙記者)

そんななか、ジャーナリストの有田芳生氏の口から注目の発言が飛び出した。

萩生田氏が釈明したのと同じ18日、立憲民主党の旧統一教会被害対策本部会議に出席した有田氏は、一部メディアの取材に萩生田氏と教団の関係について

「30年間関わっている」

と明かしたのだ。有田氏によれば

「1991年に萩生田さんが八王子市議になった時から、(同氏は)教団と親しかった。30年間関わっていたと。(それで)信者たちが怒って言い始めているんです」

と暴露した。さらに自民党の山谷えり子元国家公安委員長、下村博文元文科相を名指しし

「(2人は)1番(旧統一教会と)関わりがあるわけで。萩生田さんはこの程度で逃げ出しちゃダメですよ」

と意味深に語った。

日に日に明らかになる萩生田氏と旧統一教会の重厚な関係。次の衆院選挙は3年後で自民党内では

「さすがにそれまでにはこの話題も消えているだろう」

と楽観ムードが漂っているが、萩生田氏当人は決してそうではない。

「実は萩生田さんは選挙にあまり自信がないんですよ。前回選挙は圧勝しましたが、各種団体の支持を取り付けた部分が大きい。本人もそれを知っているから、前回の衆院選で野党が新人の女性候補を擁立するというウワサが立った瞬間、方々に電話をかけ『誰だ!?』と大騒ぎしていた。

選挙までまだ3年あると言っても、直前にメディアが蒸し返せばマイナスに働く。前回の衆院選では甘利明幹事長(当時)が選挙区で敗れ、力を失った。萩生田さんは甘利さんの二の舞を恐れているんです」(永田町関係者)

次の選挙では頼みの旧統一教会からの支援も受けられないだろう。別の政界関係者は

「萩生田さんは“ポスト安倍”を狙っている一人。先日一部週刊誌が、安倍元首相の後継者にふさわしい人物は誰か?というアンケートを行い、萩生田さんが高市早苗さんや菅義偉さんを抑えて1位だった。本人は上機嫌だったようですが、永田町では自作自演説が流れ、失笑されていました」

と明かす。このままでは“ポスト安倍”どころか、首元がお寒くなりそうだ――。

  • 写真YUTAKA/アフロ

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