萩生田&”マザームーン山本”元統一教会問題に「稚拙な言い訳」 | FRIDAYデジタル

萩生田&”マザームーン山本”元統一教会問題に「稚拙な言い訳」

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旧統一教会問題で稚拙な言い訳に徹する萩生田光一政調会長だが…
旧統一教会問題で稚拙な言い訳に徹する萩生田光一政調会長だが…

「“エイエイオーって。一緒に神様の国を作るのに頑張るぞ”って士気を高めていた」

自民党の萩生田光一政調会長はこれまで旧統一教会との関係をのらりくらりとかわしてきたが、8月18日に記者のぶら下がり取材には

「世界平和女性連合の皆さんの活動に私も一定理解をし、また応援していました」

と認めた。しかしながら

「(関連団体は統一教会と)名称は非常に似ていますので、そういう思いはあったんですけどもあえて触れなかった」

とあきれるようなコメントを残した。

これに対し19日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)でスタジオに出演していた嵩原安三郎弁護士は

「宗教というのを外して、たとえば昔すごくトラブルを起こした会社がありました。その会社の関連団体というのが分かったけど“あえて聞かずに一緒にしてました”というときに、普通許されますか?」

と問いかけ。同じく出演していたガダルカナル・タカも芸能人なら謝罪会見をさせられたり、事務所を退社したりするなど責任を取らされるとして、政治家の甘さを指摘した。

「『ミヤネ屋』では、萩生田氏が八王子の礼拝堂に来ていたのを“はっきり記憶している”元信者が出演。その信者は、はじめは萩生田氏が教会長などが座っている教壇の椅子に座っていたので“教会の人”だと勘違いするほどの親密ぶりだったと、話していましたね」(ワイドショー関係者)

しかもその元信者によれば、選挙の前には必ず訪問していたようで、

「“エイエイオーって。一緒に神様の国を作るのに頑張るぞ”って士気を高めていた」

と教会と共に活動してきたことを明かしている。

さらに、当然礼拝堂には創始者の文鮮明氏や韓鶴子氏2人の写真が飾ってあり、そこにわざわざ来たにもかかわらず萩生田氏が“知らない”というのは理解できないと反論。萩生田氏を当選させるために無償で自分の時間を費やし続けた元信者は、悔しくて涙を流している様子だった。

一方、’17年に

「マザームーンにカーネーションの花束をプレゼントさせていただきました」

と言って韓鶴子総裁に花束を渡す映像が流出した自民党・山本朋広衆院議員。これまで記者に問い詰められても、つながっているのか不明の電話に

「もしもーし」

と繰り返し無言を貫いてきた山本氏だが、ようやくコメントを出した。

JNNの質問状に回答したという山本氏は、

「お付き合いもなく、韓鶴子(かん つるこ)さんだと思っていた」

としたうえで、

「『かん つるこさん』と呼ぶ人は誰一人おらず名前を言い間違えるのは大変失礼になるので悩んでいたところ、関係者が教えてくれたのが『マザームーン』でした」

と、これまたあ然とするような回答をしたのだ。

「このまま無言を貫くとこの先も記者に追い掛け回される可能性があるとして、スタッフ総出で考えた言い訳がこれだったのではないでしょうか。これまでは“電話もしもし作戦”や国会の委員室の裏口から出て記者をまく作戦などでしのいできたが、ついに追い詰められてコメントを出した。

しかし小学生のような稚拙な回答ですよね。名前が分からないのであれば、マザームーンではなく正式な名前を周囲に聞けばいいだけのことでしょう。なぜ賛辞を込めて最上級の愛称で呼び、花束まで渡す必要があるのか理解できない」(政治ジャーナリスト)

19日には衆院・厚労委で立憲民主党の柚木議員に、組閣後も“統一教会内閣じゃないですか”と問い詰められた加藤勝信厚労相は

「総理が指名して決めたのでコメントを控える」

と言い放った。加藤氏も関連団体に会費を支払ったり、祝電を送ったりしている一人だ。

岸田首相の第2次改造内閣発足後には支持率が過去最低となったことが分かっている。なぜきちんと調査してから組閣しなかったのか。

もしかすると、統一教会と関わりがある議員を排除すれば、自民党が成り立たなくなってしまうのかもしれない…。

 

  • 写真ロイター/アフロ

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