香川照之『THE TIME,』視聴率低迷に性加害報道の泣きっ面 | FRIDAYデジタル

香川照之『THE TIME,』視聴率低迷に性加害報道の泣きっ面

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
朝の情報番組で“生謝罪”をした香川照之。だが、事態が鎮静化することは難しく…
朝の情報番組で“生謝罪”をした香川照之。だが、事態が鎮静化することは難しく…

香川照之に降ってわいた性加害騒動。8月25日発売の『週刊新潮』が報じたところによれば、’19年7月、香川は訪れた銀座8丁目の高級クラブで席に着いた従業員女性に対しセクハラ行為に及んだという。

記事によれば、女性はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患い、翌年5月、

《その場で香川の暴走をとめられなかったという理由で、クラブのママまでを民事で訴えた》

という。夜の銀座で、いったい香川はどんな狼藉に及んだのか。

『週刊新潮』に掲載された訴状によれば、香川は女性の

《服の中に手を入れ、ブラジャーを剥ぎ取った。剥ぎ取られたブラジャーは被告(香川)及び同行の客3名に次々と渡され、全員がその匂いを嗅ぎ、いろいろと卑猥なことを申し述べた》

という。香川の行為は誰が見ても明らかに度が過ぎている。ここまでくると、常軌を逸した行動としか思えない。いったい彼はどうしてしまったのか。

他のホステスの証言によると、最初は会話もしっかりして陽気に場を盛り上げて、楽しい酒だったらしいが、徐々に様子がおかしくなっていったという。

それにしても、朝の情報番組やNHK・Eテレの子ども番組、CMとテレビで見ない日はないほど売れっ子となっている香川だ。その去就が注目された。

報道を受けて事務所が出したコメントを見ると、事実を認め、すでに被害者女性には謝罪が済んでいるという。冒頭に書いたように示談が済んでいるということだろう。香川本人は自身が“週1”でMCを務める朝の情報番組『THE TIME.』(TBS系)に出演し、番組冒頭で生謝罪した。

香川のセクハラが『週刊新潮』で報道された直後の業界内での大方の見方は、“CM、情報番組の降板。ドラマは残り数回なので続行”だった。

しかし、謝罪はしたものの、番組は続投。CMも今のところ打ち切りになる気配はない。大手広告代理店社員によれば、

「香川さんがCM契約している会社は全部で6社ですが、どこも契約解除は打ち出していません。様子見といったところだと思います。どこかが契約解除したら、うちもという感じでしょうか。このまま沈静化すればいいんでしょうが、セクハラはどんな些細なことでも許されない時代です。

映画監督や他の俳優が“性加害”で活動自粛などになっている中、香川さんだけがお咎めなしでは納得いかないという声も多い。それにあの生謝罪が失敗だったようで、非難の声が増えています。当然スポンサーサイドにもクレームが寄せられていると思いますから、まだまだ予断は許さない。各社契約解除の方向で検討中と見ていいんじゃないでしょうか」

役者だから当然かもしれないが、芝居がかった“謝罪”に反省の色が見られないと、番組制作サイドであるTBSにも非難が集中しているという。

「局内では、“ああするしか方法がなかったのだからあれで仕方ない”という声が多いです。というのも、“番組の目玉”として招聘した香川さんを、現状では降板させることなんてできるわけがない。非難は覚悟の上だと思います。

ただ、これから非難の声が大きくなり、CMスポンサーが一斉に動き出したらどうなるかわかりません。とりあえず10月の改編期まで続投させて、番組をリニューアルという体で降板という案もありますが、安住アナが納得しないでしょう。香川さんの金曜日のために、安住アナが担当する月曜日から木曜日を変えるのはね…。どうしたらいいのか番組制作サイドはほとほと困り果てていますよ」(TBS関係者)

TBSの平日朝のニュース・情報番組といえば、みのもんたなどの大物司会者を起用しても、トップを走る日本テレビやフジテレビの後塵を拝し続けてきた。まさに『魔の時間帯』と呼ばれているのは、テレビマンの間では有名な話だ。

「そこで満を持して局内で“人気NO1”アナである安住さんを起用し、金曜日には香川さんを抜擢。TBSが総力を挙げて視聴率争いに風穴をあけようとしていたのですが、惨敗続き。

そのうえ、この性加害報道ですからね…。なんとも運が無いとしか言いようがないでしょうね」(スポーツ紙記者)

再び『魔の時間帯』に戻ることだけは、なんとしても避けたいところ。ただ“このままでは番組はもたないのでは”という声も多く、TBSは決断が迫られている――。

  • PHOTO近藤 裕介

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事