ほんこん「弾見つかってない」安倍元総理陰謀論で謝罪もまだ懐疑的
「弾が見つからへんかったら…なあ? 立件できんの? “あの銃から発射された弾です”ってならなあかんのちゃうの?」
タレントのほんこんが8月29日に自身のユーチューブを更新。『奈良県警本部長が辞職!警察庁長官も辞職!』というタイトルの動画を投稿した。
「ほんこんさんといえば、安倍晋三元総理が銃撃された事件で逮捕された山上徹也容疑者について、別のビルからスナイパーが狙ったのではないかという陰謀論に賛同するような形でツイート。その後、その元ネタがデマだと判明しました。
しかも、スナイパーが潜んでいたとされたビルのオーナーが法的手段をちらつかせると、ほんこんさんは直ちにツイッターやユーチューブ上で何度も謝罪。自身もビルの管理会社に電話して直接謝罪もしたことを明かしていましたね」(ワイドショー関係者)
しかし今回、現場の管轄だった奈良県警のトップである鬼塚元本部長が辞職したということで、再びこの事件に言及した。
「これで幕引きなんか。それを検証すんのか。捜査は続いてんのか」
「今回ないやん。統一教会ばっかりやん。首相が暗殺。テレビは報じないとあかんのちゃうの。なんでやれへんの?」
と警察だけでなく、報道機関に対しても苦言を呈した。さらに鬼塚元本部長に対しても
「辞任発表が(安倍さんの)四十九日。1日ずらしてもええんちゃうの。一般常識として」
「辞職されたって安倍さん戻ってこーへん」
と不満をみせた。さらには
「解き明かしてほしいねんけど。銃弾も見つかってないんでしょ。なんでやねん。そら出てくると思うよ。いろんな論が」
と再び“いろんな論”が出てくることについて口にした。
「ほんこんさんは不祥事を起こした議員ならすぐ辞めてほしいが、鬼塚本部長は警察官なので真相究明することが責務だというのが持論のようです。鬼塚氏も当然、知っている情報はすべて引き継いでいると思いますし、検証も水面下で徹底的にやっているでしょう。何より元総理を警備の不備で死なせてしまったということで、責任を取って辞任するのは仕方がないと考える人は多いですからね」(スポーツ紙記者)
衆人環視の中、銃撃を受け暗殺された安倍元総理だが、ほんこんは山上容疑者が撃ったとされる銃弾が見つかっていないので、立件できないのではないかという持論を語っている。ほんこん同様、国民の一部にもそのような疑問を持っている人たちがいるのなら、彼らを納得させるような捜査結果を警察は示すことができるのだろうか――。
- 写真:産経ビジュアル