活動休止も囁かれるなか…香川照之が打つ「意外な逆転の一手」 | FRIDAYデジタル

活動休止も囁かれるなか…香川照之が打つ「意外な逆転の一手」

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降板発表後初の放送となった9月2日の『THE TIME,』では香川の謝罪動画が公開。「司会として出演することはふさわしくないと判断いたしました」と降板理由を口にした
降板発表後初の放送となった9月2日の『THE TIME,』では香川の謝罪動画が公開。「司会として出演することはふさわしくないと判断いたしました」と降板理由を口にした

ホステスへの性加害問題に揺れる香川照之(56)が、いま大きな分岐点に立たされている。

9月1日、香川が出演しているCMのスポンサーである『TOYOTA』が、当該CMの放送見合わせを発表した。今回の判断について『TOYOTA』は

「示談が済んでいると聞いているが、されたことは事実。世間の皆様の反応を見ても全く理解されることではない。いろいろなことを考えて決めた」

と発表。併せて香川との契約も年内の満了をもって、更新しない方針を打ち出した。

さらに同日、司会を務める『THE TIME,』(TBS系)の降板も決定。同じく香川が出演するCMを放送していたアリナミン製薬もプロモーション契約を満了したと発表。事実上のCM打ち切りとなった。

「銀座のホステスへの性加害については、被害女性と香川さんの間で和解が成立しています。そのため発覚当初は『過去の話を、なぜ今更蒸し返すのか』という反応もあった。実際にCMスポンサー各社も『対応を検討する』と答えるにとどめていました。

ただそれ以降も被害を訴える声が止まらなかったことで、潮目が変わった。9月1日発売の『週刊新潮』は写真付きで銀座のクラブのママへの暴行事件を報道。さらに同日発売の『週刊文春』は、ドラマ制作スタッフへの暴力や元マネージャーへのパワハラを報じています。いくら過去のこととはいえ、これだけ被害告白が続くとなると世の中の反応も変わってくる。スポンサーやテレビ局としては避けられない判断だったんでしょう」(芸能プロ関係者)

香川は現在でも『六本木クラス』(テレビ朝日系)と『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK)に加え、3社のCMに出演中。しかしこれらについても、放送取り止めや番組降板となる可能性は高い。

自らが招いたトラブルで、芸能活動の岐路に立たされている香川。しかし、そんな香川に意外な「逆転の一手」があるという。

「梨園です。テレビ業界では一気に厳しい立場になった香川さんですが、本来は歌舞伎の世界の人間です。市川猿翁(82)を父に持ち、2012年に46歳で市川中車を襲名。息子の市川團子(18)とともに華々しくデビューを飾りました。『女遊びは芸の肥やし』という考えがいまだに残る世界でもあります。このタイミングで、香川さんは完全に歌舞伎の世界に集中するかもしれません。

ただ、もちろん諸手を挙げて歓迎されるワケではありません。今回の不祥事に加え、もともと40代で歌舞伎の世界に入った香川さんの梨園内での存在感は決して大きくはない。それでも客を呼ぶ力はある。これを機に歌舞伎の世界に軸を置き、自分と芸に真摯に向きあう時間を持つかもしれません」(梨園関係者)

『TOYOTA』との年間契約料は1億円から高くて3億円と言われる香川。今回の不祥事発覚を受け、莫大な違約金が発生すると言われている。身勝手すぎる行為の代償はあまりに大きかった。

  • 写真アフロ

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