レディー・ガガ 6年ぶりの”超お忍びショッピング”で見えた変化
夏休み最終日の8月31日、渋谷のドン・キホーテに世界の歌姫レディー・ガガ(36)がやってきた。9月3日、4日にベルーナドーム(西武ドーム)で行われる日本公演のために数日前から来日していたガガ。親日家として知られる彼女だがコロナの影響で実に6年越しの来日となった。
これまでガガといえば来日するたびに奇抜なファッションで堂々とカメラの前に現れていたが、この日のガガは自慢のブロンドヘアーをキャップの中に入れて隠し、黒いTシャツに白い短パンとスニーカーというごくごく一般的なファッション。お忍び姿のガガは、屈強なボディーガードらとともに巨大ディスカウントストア『MEGAドン・キホーテ』に入っていった。
「ガガさんは自分でショッピングカートを押しながら1階から6階まで各フロアーを1階ずつ登っていきながら約2時間かけてショッピングを楽しんでいました。フェイスマスクやたこ焼き器、化粧品にお菓子など日本の雑貨を“爆買い”していました。レジでのお会計だけでも15分くらい掛かってました」(目撃した女性客)
同行したスタッフが大量のビニール袋を車に詰め込む中、ガガは自らの財布で支払いを済ませた。
世界的セレブが2時間も店に滞在していれば噂はすぐに広まる。店を出る頃には噂を聞きつけた「リトルモンスター(ファン)」が出迎えていたが、ガガは人目を避けるようにキャップで顔を隠し、ボディーガードに取り囲まれながら車に乗り込んでいった。これまでの来日時には決して見られなかった光景だ。
「14年に来日した際は全身スケスケのタイツの下にTバックの貝殻ビキニという過激な出で立ちで空港ロビーに現れ、我々メディアの度肝を抜きました。出国時にはVIP扱いで裏から保安検査場に向かいましたが、見送りのファンが待っていると聞くとわざわざロビーに出てきて投げキッスをしてくれるなどファンサービス精神に溢れ、自分の写真を撮られることをむしろ楽しんでいるようなアーティストだったので、ちょっと意外でした」(スポーツ紙カメラマン)
唯一無二のスタイルを貫いてきたガガだが、心境の変化でもあったのだろうか。いずれにせよ、親日家の彼女が日本を楽しんでくれたなら何よりだ。
- PHOTO:結束武郎(4枚目のみ)