香川照之『トヨタイムズ』降板で挙がる「意外な後任候補」の名前 | FRIDAYデジタル

香川照之『トヨタイムズ』降板で挙がる「意外な後任候補」の名前

「あの元アナウンサー」ではなくて……?

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東洋水産『QTTA』のCMも降板した香川照之/アフロ
東洋水産『QTTA』のCMも降板した香川照之/アフロ

銀座の高級クラブでホステスのブラジャーを剥ぎ取るなど、性加害を加えていたことが報じられた俳優の香川照之(56)。これを受け、メディア各社は一斉に対応に動き、MCを務めていたTBS系の情報番組『THE TIME,』から降板することが1日発表され、翌日録画出演で謝罪した。

また、香川が出演するCMのスポンサー各社が次々と打ち切りおよび次回起用の見送りを発表。アリナミン製薬、東洋水産、サントリーと、錚々たる大企業が香川の行動を重く見た判断となった。

だが香川には、他社のCMとは違った「重責」を担っている企業がある。トヨタ『トヨタイムズ』の案件だ。19年からオウンド(自社発行)メディアの体裁で運営してきたPRプロジェクトは、香川を〝編集長〟に起用、ウェブサイトでも連載を展開していた。だが、こちらも年末で任期満了となる見込みだ。

広告代理店関係者が語る。

「『トヨタイムズ』は豊田章男社長の肝入りのプロジェクトです。マスコミを信用していない章男社長が『自分たちで情報発信する』という強い意志のものに始まりました。あくまでトヨタ自前のメディアという体裁ですが、運営には電通の社員が深く関わっている『電通案件』です。

トヨタは他社の動向をしっかり観測してから動く傾向にありますが、香川氏の件では各社かなり速いスピードで対応に入りました。やはり性加害に擁護の余地はなく、継続して起用することはブランドイメージを傷つけかねないという判断だったのでしょう」

トヨタのブランド戦略の新しい軸として定着しつつあるトヨタイムズに降りかかった、不祥事による「顔役」の降板。水面化では香川の「後任探し」が早くも始まっているという。その中でスポットライトが当たる人物は誰か。前出・広告代理店関係者が語る。

「元テレビ朝日のアナウンサー・富川悠太氏(45)の名前が方々から挙がっています。富川氏は今年4月に個人事務所を設立し、同時にトヨタ所属のジャーナリストとして活動することを発表しています。トヨタ入りしてから丸5ヵ月、目立った活動はありませんでしたが、『代役』として表舞台に出るのにいいタイミングではあります。

ただ、これは『電通案件』だと考えれば、そうはならないかもしれない。電通はCMキャラクターの降板などがあった時、イメージを一気に刷新しようとします。

富川氏はテレ朝時代、コロナに感染していた疑惑がありながらも『報道ステーション』出演を続けていた件で批判を浴びた前例もあり、今回の件のマイナスイメージを払拭できるほどの存在になれるかは未知数です。

ガラリと印象を変えるとなると、広告のプランナーは女性の大物タレントを提案する可能性のほうが高いのではないでしょうか。安直ではありますが、『編集長』という枠組みを残すのであれば滝川クリステル(44)、一新するのであれば長澤まさみ(35)などのビッグネームが起用されるかもしれません」

トヨタイムズの存続の是非は、章男社長が目下最も頭を悩ませるタネだろう。

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