中森明菜 ツイッター開始も「みられる人物」と断定できない裏事情 | FRIDAYデジタル

中森明菜 ツイッター開始も「みられる人物」と断定できない裏事情

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実質的に芸能活動を休止していた中森明菜。NHK紅白歌合戦への出場も待望されているが…
実質的に芸能活動を休止していた中森明菜。NHK紅白歌合戦への出場も待望されているが…

歌手の中森明菜が突如として動き出した――。

8月30日、本人名義のツイッターアカウントと公式サイトが出現。そこでファンのためにしたためたという手紙が公開された。明菜は

《長い間、ご心配おかけしており申し訳ありません。ほんの少しですが、体調が良くなってきましたので、この度お手紙を書かせていただきました。今年2022年は、デビューさせていただいてから40年になります。

デビュー40周年として、何らかの活動をと日々体調と向き合っておりましたが、まだ万全の体調とは言えません》

と告白。続けて

《ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです》

と決意表明。併せて新たな個人事務所を設立したことも報告した。

明菜の復帰を心待ちにしていたファンは歓喜。ツイッターのフォロワーは2日時点で43万人を突破している。

だが、メディアの報じ方には引っかかる部分もある。中森明菜と断定する社もあれば、「中森明菜と称する人物」「中森明菜らしき人物」など、本人かどうかを濁す書き方をする社が複数あった。その理由についてスポーツ紙音楽担当記者は

「完全にウラが取れなかったんです。彼女がツイッターを開設した8月30日時点で、あれが明菜本人だと断定できた社はゼロ。結局、手紙の最後にあった直筆サインが本人の筆跡と酷似しているため、『ほぼ本人だろう』という結論に落ち着きました」

と明かす。

なぜそのような事態に陥ったかと言えば

「それまで明菜さんのマネジメントをしていたX氏も、レコード会社も全く関知していなかったのです。マスコミは明菜さんの窓口であるX氏に連絡しましたが、本人が青天の霹靂といった状況。明菜さんに至急連絡しても、全く繋がらないそうです」

という。

明菜本人が独断でツイッターアカウントを開設、新事務所を設立することも考えられるが、彼女を知る人物は口々に「それはありえない」と言い切る。

「何せ明菜さんは最近まで携帯電話を持っていませんでしたからね。連絡事項はすべて自宅の電話でやりとりしていたそうです。

その彼女がいきなりツイッターを駆使できるとは到底思えません。新事務所についても、体調が芳しくないなか、手続きを進められるとは考えづらい」(音楽関係者)

業界では明菜をウラでサポートする“黒幕”の存在がウワサされているが…。仮にそうした人物がいた場合、明菜の復帰は逆に難しくなる。

「レコード会社にもX氏にも内緒でコトを進めたとなれば、信用に関わってくる。X氏のメンツも潰されたカタチになる。

デビュー40周年で何かやりたいのはわかるが、それを実現するには、いろいろな人の協力が必要。今のままでは『何をするかわからない』という不安が先行してしまうと思う」(同・音楽関係者)

明菜をめぐっては、NHKで7月9日に放送された『中森明菜 スペシャル・ライブ 1989 リマスター版』が大好評だった。これにデビュー40周年ということも加わり、一部では紅白歌合戦“待望論”も報じられた。

明菜が紅白に出場したのは’14年が最後。実現すれば、目玉となること間違いなしだが…。

「スペシャルライブの件でNHKは、明菜側から自局で撮った映像は一切使わないようクギを刺されたそうです。あくまで商品化されている映像から使え、と。お金にならないからでしょう。

その要求もNHKが飲んだことで紅白出場の機運は高まっていることは事実ですが、ここにきて新事務所設立が問題になっているという話もあります。しばらく状況の推移を見守るしかないでしょうね」(芸能プロ関係者)

明菜の周辺で今、何が起きているのか――。せっかくの復帰報道も、雲行きが怪しくなっている。

  • PHOTO堀田 喬

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