月々5000円安くなる!5分でわかる「デジタル断捨離」のススメ | FRIDAYデジタル

月々5000円安くなる!5分でわかる「デジタル断捨離」のススメ

自分が何にいくら払っているか、わからなくなっていませんか? サブスクやスマホプランが進化しすぎた今だからこそ――使い放題がウリの「サブスクリプション」だが、結局使わないことも多い。 年間で推計約5735億円が不要なサブスクに支払われているという調査もある。※ソニー損保の調査による 実例をもとに、どこを見直せばいいか考えてみよう。

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対応サービスが重複するものから減らしていくのが基本

一見おトクだが、積み重なると地味に家計を圧迫するのが”サブスクリプションサービス(サブスク)”だ。初月無料だからと契約したものの、ほとんど使っていないケースも多く、「断捨離」する余地は十分ある。最初にメスを入れるとすれば、動画配信サービスが適している。スマホジャーナリストの石川温(つつむ)氏は言う。

「気づけばすごい数の契約をしていたという人は多いんです。お気に入りジャンルの多いサービスを残すか、見たい作品を期間限定で集中的に視聴し、数ヵ月単位などで乗り換えていくことで、料金を抑えていきましょう」

実例を見ていこう。上表は、見たいドラマや”限定配信”の宣伝につられて、大量の動画サービスに契約しているケースだ。断捨離のポイントは、幅広いジャンルをカバーしているサービスだけを残すこと。スポーツは『DAZN』に絞り、エンタメ系は雑誌も配信している『U-NEXT』を残すと、月額利用料を5188円節約することができる。

上表のケースは、かつての主流だった有料チャンネルと、最近のサブスク動画配信の両方を契約したままにしている。結果、動画だけで月8000円もの支払いが発生しているため、基本料金が高い『スカパー!』の契約をやめ、『Netflix』と『WOWOW』は維持。ちなみに、動画サービスは携帯キャリアの契約とセットにすると料金がおトクになるものもあるので確認しよう。このケースでは月4879円を節約できる。

サブスクのサービスと並んで見直したいのが「プレミアム会員」「有料会員」の料金がかかりすぎていないかどうかだ。表は、趣味の投資と料理関係で複数の有料コンテンツを契約しているケースで、有料会員費用が月約1万5000円にも及んでいる。「auスマートパスプレミアム」などの会員サービスはエンタメ配信やクーポン提供が売りだが、特典で利用料の元が取れるかどうか考え、ひとつに絞ろう。このケースでは、月9668円の節約になった。

デジタル断捨離は、対応サービスが被っているものを減らしていくのが基本。5分見直すだけで、月々5000円も負担が軽くなる可能性があるのだ。

とにかく多いオプション契約
格安スマホに乗り換えるのも手

デジタル時代の”金食い虫”が、スマートフォンの「オプション契約」だ。

「昔の契約時につけたオプションを訳もわからずずっとつけている人は多い。本当に必要か、一度見直しを」(石川氏)

下記のドコモ回線契約者のケースでは、月のデータ利用量が1.9GBにもかかわらず、データ無制限プランを契約。「かけ放題」「留守番電話」など、今はほぼ使っていないオプションがそのままになっており、整理すると月4455円の節約に。本格的に見直すのであれば、同じグループが運営する格安スマホへ乗り換えると月6350円カットになる。

※価格は8月30日現在

『FRIDAY』2022年9月16日号より

  • 編集・文(株)回遊舎監修石川温

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