懲役15年…人目ひくマスク美人「交際セレブメッタ刺し」戦慄理由 | FRIDAYデジタル

懲役15年…人目ひくマスク美人「交際セレブメッタ刺し」戦慄理由

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20年11月に送検された高橋被告
20年11月に送検された高橋被告

「鋭利なナイフで肺にまで達するほどのキズを負わせ、抵抗できない被害者の首をネクタイで強く絞め殺害したことは冷酷な行為と言わざるを得ない」

9月5日、横浜地裁の奥山豪裁判長は被告の女性をこう非難した。女性に下された量刑は懲役15年。女性は、神妙な表情で判決を聞いていた――。

事件が起きたのは20年10月だ。神奈川県川崎市内のマンションで、交際していた白井僚さん(当時35)を殺害したとして逮捕されたのは、千葉県浦安市に住む無職・高橋舞被告(31)だった。

「白井さんは、東京・丸の内の事務所に勤める税理士でした。住んでいたマンションは新築で、道路からエントランスへのアプローチには石造りのアーチが並ぶ瀟洒な造りです。部屋の分譲価格帯は、7000万~9000万円という高級物件。白井さんの年収は、優に2000万円を超えていました。

高橋被告も人目をひく美しい顔立ちで、学生時代から目立つ存在でした。付属校から進学した東海大学では、サッカーサークルに所属しマネージャーをしていたとか。モデルに憧れ、ファッションや美容、ダイエットには特に気を使っていたようです。白井さんとは、真剣に結婚を考えていたといわれます」(全国紙社会部記者)

「娘が人を殺めたようだ」

20年11月に送検された高橋被告(画像は一部加工しています)
20年11月に送検された高橋被告(画像は一部加工しています)

お似合いのセレブなカップルのように思われるが、事件直前はトラブルが絶えなかったようだ。

「白井さんには、高橋被告とは別に交際していた女性がいたようです。高橋被告は、関係修復に応じない白井さんに強い不満を募らせていたとか。公判では、高橋被告が白井さんの暴言や暴力に深く悩んでいたことも明らかになっています」(同前)

20年10月29日の朝、高橋被告の母親から警察に110番通報が入る。

「娘が人を殺めたようだ。『トラブルからカレを殺してしまった』と話している」

警官が現場のマンションに駆けつけると、部屋には大量の血を流した白井さんと倒れている高橋被告がいた。高橋被告は、手をケガしていたが軽傷。病院に搬送される際には、「交際相手を刺してしまった。自分も死のうと思った」という趣旨の話をしていたという。

「高橋被告は、白井さんのマンションに侵入し激しい口論になったようです。白井さんは、胸や腹をメッタ刺しにされていました。さらに、ネクタイで首を絞めた痕まであった。高橋被告は、強い殺意を抱いていたのでしょう。白井さんは、搬送先の病院でスグに死亡が確認されました」(同前)

殺人と住居侵入の容疑で逮捕された高橋被告。冒頭の判決では、奥山豪裁判長がこう断罪している。

「不誠実な行為があったとしても、関係修復に応じない白井さんを殺害することは身勝手極まりない。懲役に服するのが妥当だと判断した」

20年11月に送検された高橋被告(画像は一部加工しています)
20年11月に送検された高橋被告(画像は一部加工しています)
  • 撮影蓮尾真司

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