小学校に侵入して上履きの匂いを嗅ぎ…26歳男「驚きの犯行内容」 | FRIDAYデジタル

小学校に侵入して上履きの匂いを嗅ぎ…26歳男「驚きの犯行内容」

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送検される伊藤容疑者。自宅からは他にも窃盗品が見つかっている
送検される伊藤容疑者。自宅からは他にも窃盗品が見つかっている

男が明け方の小学校にやってきたのは、意外なものを盗み出すためだった。

9月7日、警視庁は窃盗と建造物侵入の疑いで伊藤元樹容疑者(26)を逮捕した。伊藤容疑者には2022年7月、小学校に侵入し8歳の女子児童の上履きを盗んだ疑いがもたれている。

「伊藤容疑者は早朝5時半ごろ葛飾区(東京都)の小学校に単独侵入し下駄箱へ向かうと、児童の名札を確認するように上履きを物色。匂いを嗅いでいる様子までもが防犯カメラに映っています。下着や体操服については多いですが、上履きだけを盗むというのはレアケースですね。伊藤容疑者の自宅からは別の児童の上履きも押収されていて、警視庁は余罪についても慎重に捜査を続けています」(全国紙社会部記者)

監視カメラには下駄箱の名前を確認するような仕草も映っていたという。その点からも、計画的な犯行と考えられている
監視カメラには下駄箱の名前を確認するような仕草も映っていたという。その点からも、計画的な犯行と考えられている

匂いを嗅いで上履きを物色するなど、初犯とは思えない余裕も見せていた伊藤容疑者。わいせつ事件に詳しい弁護士の鈴木秀二氏が解説する。

「上履きはフリマアプリ『メルカリ』などで高く売られていて、一部の愛好家には貴重なものとなっているようです。中には1万円を超える価格で取引されているものもあります。今回、わざわざ匂いを嗅いで盗んでいるということは転売目的ではなく、自分の性的趣向のためと考えられます。上履きの原価は高くない。そういった安価な物の窃盗で逮捕されることは稀です。性犯罪的な側面があるので、一般的な万引きより重くみて警察も逮捕に踏み切っているのだと思います」

どのような処分が下されるのか。今後の展望について鈴木氏が続ける。

「現時点では上履きは一足で、被害者は一児童だけですから、示談ができていれば不起訴もある。しかし余罪がたくさん出てくれば、罰金刑または悪くて執行猶予となるでしょう。悪質さによりますが裁判では懲役1~2年で執行猶予がつく可能性があります。裁判になるかは、余罪の件数による。余罪は多ければ多いほど常習性が疑われ、厳しい処分になる可能性は高まります。また小学校に侵入していることがどこまで悪質にみられるかも焦点です。今回、伊藤容疑者は人がいない時間帯を狙って侵入しているので計画性がある。突発的な犯行より処分が重くなるのは間違いありません」

取り調べに対し、伊藤容疑者は容疑を認めているというが、上履きを盗んだだけと甘く見てはいけない。再犯防止のためにも、徹底した捜査が求められる。

  • 撮影蓮尾真司

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