錦戸亮・関ジャニ∞ チェーン店で牛丼を掻き込み元気モリモリ
「全国5大ドームツアー」成功、新ドラマ「トレース~科捜研の男~」ロケも順調
ガツガツ、ムシャムシャ! 何ともいい食いっぷりだ。
12月中旬の昼過ぎ、スーツ姿のサラリーマンで溢(あふ)れる都内の牛丼チェーン店で、勢いよく牛丼を掻(か)き込む男性がいた。『関ジャニ∞』の錦戸亮(34)である。
チェスターコートに黒いパンツでビシッとキメた錦戸は、近くのコインパーキングに停めたミニバンから颯爽(さっそう)と降りると、迷うことなく牛丼屋へ。変装もせず、カウンター席に腰を下ろすと、慣れた様子で牛丼と味噌汁を注文。背中を丸め、左手にスマホを持ちながら右手で味噌汁をすする。10分ほどで牛丼を完食し、満足げな表情で店を後にした。
店内のサラリーマンも、カウンターにいるのが全国5大ドームを超満員にさせるアイドルだとは、夢にも思わないのだろう。錦戸にまったく気づかない様子だ。
錦戸は、1月に始まる月9ドラマ『トレース〜科捜研の男〜』(フジテレビ系)で主演を務めるなど、相変わらず絶好調。実はこの日も、近くの河川敷で同ドラマの撮影が行われていた。
「主演ドラマのタイトルがテレビ朝日系の人気ドラマ『科捜研の女』とソックリなため、錦戸本人は『これ大丈夫なんですか!?』と苦笑いしていました。彼が演じるのは、どこか陰のある、冷静で理知的な法医研究員。高い演技力が求められる役どころです。共演者の中には船越英一郎(58)など大物もいて、プレッシャーは大きいはず。そんな中でも、彼は”『科捜研の女』に負けないような魅力のある作品にしたい”と意気込んでいます。撮影現場でロケ弁が続いたので、この日は気分転換に牛丼屋を訪れたのでしょう」(ドラマスタッフ)
すべてが順風満帆に見える錦戸だが、今年の『関ジャニ』はグループ存続の危機に陥っていたのだ。
「’18年4月、渋谷すばる(37)がグループからの脱退と事務所からの退所を発表。歌唱力の高い渋谷は、『関ジャニ』がデビューした’04年以来、14年にわたってメインボーカルを務めてきました。そんな渋谷が脱退を決めたことで、メンバーは大慌て。『これからどうやって歌を披露していけばいいのか』と、揉(も)めに揉めたそうです」(芸能事務所関係者)
一時は衝突したものの、『関ジャニ』はすぐに一致団結して危機を乗り切った。
「7月に始まった全国ドームツアーは、歌唱パートを大幅に変更して臨んだのですが、大きなミスなく成功を収めました。錦戸は、もともと渋谷が歌っていたソロパートを引き継ぎ、ステージのど真ん中で熱唱するなど活躍しましたよ。ツアーを通じて、メンバー間の絆も深まったと聞いています」(大手広告代理店関係者)
アイドル活動に俳優業と、’19年も多忙を極めそうな錦戸だが、”牛丼パワー”で元気モリモリなのだろう。
- 撮影:西原秀