女優・青島心「同期の存在が自分の原動力です!」 | FRIDAYデジタル

女優・青島心「同期の存在が自分の原動力です!」

 『仮面ライダーギーツ』にレギュラー出演中! 上白石姉妹や浜辺美波らとオーディションを争った逸材

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン

「特技は少林寺拳法で、黒帯も持っています。小学4年生の時に父の勧めで始めて、上京するまでずっと続けていました。そのときの経験が、少しは特撮に生かせているのかな。『仮面ライダーギーツ』の撮影が始まってからはなかなか稽古に行けていないんですが、演技だけでなくアクションもできる、唯一無二の女優を目指しています!」

Profile あおしま・こころ/’99年、静岡県生まれ。ドラマ『絶狼〈ZERO〉-DRAGON BLOOD-』(テレビ東京系)のヒロインに抜擢されたのをキッカケに、数々の話題作を経験。現在、『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日系・日曜午前9時)に出演中
Profile あおしま・こころ/’99年、静岡県生まれ。ドラマ『絶狼〈ZERO〉-DRAGON BLOOD-』(テレビ東京系)のヒロインに抜擢されたのをキッカケに、数々の話題作を経験。現在、『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日系・日曜午前9時)に出演中

スレンダーで可憐なルックスからは想像できないアクティブな特技を持った青島。元々保育士を目指していた彼女は、上白石姉妹や浜辺美波を輩出した第7回「東宝シンデレラ」オーディションに参加したのがキッカケで、女優・モデルとしての芸能活動をスタートさせた。

「最終審査は合宿審査だったんですけど、会場に入ったときから緊張でクラクラしちゃって……。周りは、女優になるために幼いころから自分を磨いてきた女のコ達ばかり。自分じゃ到底かなわないと思ってしまって。プレッシャーで体調を壊し、途中辞退することになりました。

参加した記念にと、グランプリの発表を見学させていただいたんですが、その帰りに事務所の方から『うちでレッスンを受けてみないか』と誘われたんです。声をかけてもらったのは嬉しかったけれど『落選したコがたくさんいるのに、私だけこんなチャンスをもらっていいのか』とすごく悩みましたね。でも、『無念に散った仲間達に恥じないよう、もう一度精一杯諦めずに努力してみよう』と思い直し、本気で女優を目指す決意をしたんです。お仕事で挫けそうなときは、同期のみんなのことを思い出して、自分を勇気づけています」

最初の2年は慣れないレッスンから来るストレスで、声が出なくなったこともあったという。それを乗り越えた先に掴んだのは、ドラマ『絶狼〈ZERO〉-DRAGON BLOOD-』(テレビ東京系) への出演。ドラマ初出演ながらヒロイン役に起用され、注目を集めた。

その後、ドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)や映画『映像研には手を出すな!』など、数々の話題作に出演を果たし、ついに特撮シリーズの最新作『仮面ライダーギーツ』(テレビ朝日系)のヒロイン、ツムリ役に大抜擢。作中のナビゲーター的な立ち位置として、ミステリアスな存在感を放っている。

「プロデューサーは『一次審査の会場に入ってきた時に、このコだと思ったよ』と言ってくれました。私が演じるツムリは明るくてテンションの高い女のコ。人見知りの自分とは正反対なキャラなんですよ! オーディションの時は、ガチガチに緊張していたから、逆にそれが印象に残ったのかも(笑)。

レギュラー俳優陣5人の中では自分がいちばん年上なので『引っ張らなきゃ』って構えていたんですが、今は逆についていっている感じです(笑)。私以外の4人は根が明るいタイプなんですよ。私はモジモジしがちな人なので、ありがたかったです。この作品は1年というロングスパンで制作・放映されるので、今後の展開は私達にも未知数。台本を貰うたび、演じるたびに毎回ワクワクしています」

今後の夢を尋ねると、瞳を輝かせて、生き生きと語り出す。

「いつか宮藤官九郎さん脚本の作品に出るのが一番の目標です! クドカンさんの作品って、登場人物は一生懸命なのに、なぜかそれがとても面白いんですよね。その絶妙な匙加減が大好きなんです。特に好きな作品は『タイガー&ドラゴン』! いつか自分もあの世界観に入って演技してみたいし、そのためにも一層プロ意識を持って今の役を務めていきたいです」

『FRIDAY』2022年9月23日号より

  • 取材・文衛藤理絵PHOTO花村克彦

Photo Gallery2

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事