5億円契約かMLB大争奪戦か…村上宗隆「今オフの大胆展望」 | FRIDAYデジタル

5億円契約かMLB大争奪戦か…村上宗隆「今オフの大胆展望」

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
“村神様”の名前に相応しい活躍を披露している村上。今オフに向け、水面下では様々な思惑が交錯する
“村神様”の名前に相応しい活躍を披露している村上。今オフに向け、水面下では様々な思惑が交錯する

9月13日、王貞治氏(82)が持つ日本人選手最多記録となる55号本塁打を打った東京ヤクルトスワローズの村上宗隆(22)。9月20日時点で打率.330、打点132はリーグトップ。バレンティンが持つシーズン60本塁打超えと、3冠王の達成も射程圏内に捉えている。

歴史的なシーズンを受けて、早くも村上の周囲は騒がしくなってきている。今季の年俸は2億2000万円。高卒5年目の野手としては当時のイチロー(48)や松井秀喜(48)を超える高額年俸だが、今オフの契約更改で、その額が膨れ上がるのは間違いない。

「球団は2020年オフに山田(哲人・30)と7年総額40億円という大型契約を締結。それにより資金難といわれていますが、実際は真反対です。運営母体であるヤクルト本社は『ヤクルト1000』の大ヒットを受け、大谷(翔平・28)がプレーするエンゼルスの本拠地球場に大々的に広告を出すなど業績は好調。村上にも球界最高クラスの年俸を出せる余裕はあります。単年4億円は確実。個人タイトル次第では5億円を提示してもおかしくありません」(スポーツ紙野球担当記者)

一方でメジャーリーグの各球団も村上の一挙手一投足を注視している。MLBには25歳以下の選手の移籍や契約金を制限する通称「25歳ルール」が存在するが、村上自身が移籍を強く志願した場合、今オフにもMLB全球団を巻き込んでの大争奪戦が繰り広げられる可能性がある。メジャーリーグ評論家の福島良一氏が解説する。

「大谷が当時23歳でエンゼルスに移籍したように、本人が移籍を強く望めば球団側がそれを止められるかどうか。もし今オフに村上がメジャー挑戦となれば、『25歳ルール』の影響で格安の移籍金、年俸で契約できます。左の大砲を探すヤンキースやブルージェイズをはじめ、MLB全30球団がオファーを提示することになるでしょう」

村上自身、かねてよりメジャーリーグへの憧れを口にしてきた。今年1月にはNHKの番組内で「プロ野球の中でも(メジャー挑戦の)権利を与えられるっていう選手は少ないんで。もちろんそのステージに立ちたいなっていう思いはあります」と発言。実際にヤクルトも、移籍には前向きな姿勢だという。前出のスポーツ紙記者が明かす。

「ヤクルトは、これまでも所属選手のメジャー挑戦を容認してきていますし、村上についても本人の意向を尊重する考えです。もちろん25歳を迎える2025年までは残ってほしいのが本音ですが、ここまでチームに貢献してくれた選手ですから、本人が望むなら夢の後押しをしようというスタンスのようです」

快進撃を続ける村上だが、来年はどこでプレーすることになるのか。その判断に世界中が注目している。

  • 写真共同通信社

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事