<figure id="attachment_265205" aria-describedby="caption-attachment-265205" style="width: 2476px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="6bff6fac"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/ab71170f.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-265205" class="wp-caption-text">良くも悪くも注目された『ちむどんどん』主演の黒島結菜</figcaption></figure>
良くも悪くも大盛り上がりを見せたNHK朝ドラ『ちむどんどん』が、間もなくラストを迎える。それとともに新たな盛り上がりを見せているのが、主演・黒島結菜（25）の最新出演作情報だ。
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黒島は『ちむどんどん』終了後すぐ、10月スタートの秋ドラマ『クロサギ』（TBS系）に出演することが発表されている。これが人気アイドル・King＆Princeの平野紫耀（25）との共演で、しかも恋愛要素が多い役どころのよう。それだけにファンたちが大きくザワついているのだ。朝ドラで演じた主人公の自己中ぶりから、自身の評判まで落としかけている黒島だけに、傷口に塩を塗るような事態とならなければいいのだが……。
実は朝ドラでブレイクする俳優は多いものの、そのチャンスをものにできている人となると意外と少ない。反対に作品選びを誤り、大きな失速を見せている人も多いのだ。
そこで朝ドラ直後の出演作選びで飛躍した俳優、失速した俳優について、芸能記者たちに取材をおこなった。
<h2 class="p3">飛躍した俳優</h2>
杏（36）
「『ごちそうさん』（13年）で主演を務め大好評を博した杏。その直後に池井戸潤原作のドラマ『花咲舞が黙ってない』（日本テレビ系）に出演しました。実はそれまでは、朝ドラの主人公は朝ドラ終了後、次のドラマ出演まで１クールか２クール空けるのが一般的でした。
ところが杏は、３月に朝ドラが終わって４月にはもう次の民放ドラマに出るという強行策をとった。『少し急ぎ過ぎじゃないか』と懸念されたのですが、これが吉と出た。演じた正義の味方的なヒロイン・花咲舞もイメージにピッタリで、杏は一気にトップ女優への仲間入りを果たしたのです」（テレビ誌編集者）
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有村架純（29）
「有村架純が朝ドラで主演を務めたのは『ひよっこ』（17年）ですが、彼女がブレイクしたのはのん（当時は能年玲奈・29）が主演を務めた『あまちゃん』（13年）です。ここで小泉今日子の少女時代を演じたのですが、当時流行していた聖子ちゃんカットが似合い過ぎると大きな注目を集めました。
そこから１クール置いて出演したのが、松本潤主演の『失恋ショコラティエ』（フジテレビ系）。松本の妹役という三、四番手なうえ、地上波にしてはなかなか大胆なシーンも演じなければならない役どころでした。しかし彼女は『今が勝負の時』と見たのでしょう。臆さず見事に演じる姿を見せ、多くの人が『可愛いだけじゃないんだ』『ガッツがある』と一目置きました。その後の彼女の飛躍は言うまでもないでしょう。今や、押しも押されもせぬトップ女優となっています」（インタビューライター）
大きく成功した俳優といえばこの２人。が、他にも「朝ドラ後はあえてテレビではなく舞台を選んで大きな評価を得ている上白石萌音（24）」、「誠実な五代友厚役から一転、深田恭子のドＳ上司を演じ、そのギャップで魅了したディーン・フジオカ（42）」などの名前も多数挙がっていた。
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<h2 class="p3">失速した俳優</h2>
SixTONESの松村北斗（27）
「記憶に新しい『カムカムエブリバディ』（21年）の“稔さん旋風”。上白石萌音演じる安子の、爽やか過ぎるお相手を見事に演じ、『あのリアル王子様な青年は誰？』と一躍その名を世間に知らしめました。
松村は人気アイドルグループ・SixTONESのメンバーで、ちょうどデビューしてから２年が経った頃。アイドルとしても俳優としても一気に飛躍していくかと思われたのですが、次作選びを完全にミスしてしまった……。あろうことか稔さんと真逆の、来る者拒まずな遊び人を演じたんです。これが大不評。『稔さんと同じ人!? ショックです』という声が多く上がっただけでなく、もともとのファンからも『ほっくん（松村のこと）に求めているのはそこじゃない！』と不興を買いました。ジャニーズ俳優枠の次なるトップに来るかと期待もされたのですが、本当にもったいないことをしたものです」（芸能ライター）
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清原果耶（20）
「失速というわけではありませんが、朝ドラ後はやや迷走しているなと感じるのが『おかえりモネ』（21年）で主演を務めた清原果耶。作品じたいは『暗い』と決して好評とはいかなかったのですが、実力派女優さんだけに、彼女自身は高評価を得て知名度も大きく高まりました。が、これに事務所が色気づいたのか……。
清原果耶はもともと圧倒的な演技力と透明感を持つ、いわゆる“逸材”でした。それゆえ事務所もNHK作品や映画をメインに出演させ、高貴なイメージを保っていたのです。しかし朝ドラ人気で気を良くしたのか、次作に選んだのがよりにもよってド直球のトレンディ恋愛ドラマ。キスシーンまで連発させ、『こんな清原果耶は見たくなかった』と多くの視聴者が戸惑ってしまいました。
結局ドラマもさしてヒットせず、残念ながら『清原果耶がやる必要はなかった』という一作だったと思います。まあでも彼女は演技力もオーラも抜群ですから、一作の失敗ぐらいで失速したりはしないでしょうけど」（女性誌編集者）
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果たして黒島結菜の次作選びは吉と出るか凶と出るか。興味深く注目していきたい。

近藤裕介

愛媛県出身。放送局勤務を経てフリーライターに。タレントのインタビュー、流行事象の分析記事を専門としており、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライター

奈々子

賛否両論、良くも悪くも注目された『ちむどんどん』がもうすぐ終了する。主演の黒島結菜は次作で平野紫耀と共演。朝ドラ俳優たちは「その後」で明暗がハッキリする。その意外な理由とはーー。

『ちむどん』黒島は平野紫耀と…朝ドラ俳優「次作で明暗のワケ」

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