狙い目は”中古スマホ”…「通信費カット」のマル秘テクニック | FRIDAYデジタル

狙い目は”中古スマホ”…「通信費カット」のマル秘テクニック

最新iPhoneは最高級モデルで約29万円と超高額に! 中古スマホに乗り換え&″格安SIM″を使いこなす

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円安と物価高のダブルパンチが家計にのしかかるなか、iPhoneもすっかり″高級品″になってしまった。9月16日に発売された最新機種″14″は最安でも11万9800円、最上位機種『ProMax』の1TBモデルは28万9300円と、気軽に買える金額ではない。

狙い目のコスパ最高”中古スマホ”

動画やSNSを見るだけでなら、そこまでハイスペックな機種でなくても十分だ。そこで選択肢に入るのが、型落ちの中古スマホ。なかでも異例の”ロングセラー”になっているのが、’17年発売の『iPhone 8』だ。中古スマホ専門サイト『ムスビー』を運営する、株式会社ウェイブダッシュの竹田裕志氏はこう言う。

「”8”は、基本的なアプリであれば今でも問題なく動作するスペックです。最近のスマホは大画面化に伴って筐体(きょうたい)も大きくなっていますが、8は手に馴染むサイズ感で、画面下にホームボタンがあるのも重宝されていると考えられます」

もう少し最近のモデルであれば、’20年発売の”SE(第2世代)”のコスパが高い。また、他に比べて値下がりが早いAndroidでは、かつての上位機種の中古を狙うのも手だ。発売時9万円近い価格だった『Galaxy S10SC-03L』は、3万円以下で購入できる。

格安でスマホを乗り換えたら、通信費についても見直そう。スマホ通信の契約は、既存の3大キャリアに加え「サブブランド(キャリアの系列会社)」「MVNO(仮想移動体通信事業者)」という”格安SIM”がシェアを広げている。ケータイジャーナリストの石野純也氏は言う。

「スマホユーザーの1ヵ月のデータ使用量は平均9GB、中央値では3GBと言われています。一部のヘビーユーザーが平均を引き上げていて、自宅やオフィスのWi-Fi回線を活用している人は思ったよりも使っていない、と考えられます。そうすると、既存キャリアで選ぶなら、多くの人は1〜3GBの小容量のプランのほうが合っていると思います。さらに安くしたい人は、格安SIMを検討することをおすすめします」

格安SIMのブランドは色々あるが、使い勝手のよいプランはどれか。スマホジャーナリストの石川温(つつむ)氏は『イオンモバイル』を挙げる。

「イオンモバイルの『さいてきプラン』は、データ使用量が0.5GBから10GBまで細かい単位で設定できます。初めての格安SIM乗り換えでも、イオンの実店舗で契約できるので適正プランを相談しやすいです」

通信費は不可欠だが、最も削りやすい固定費だ。見直して物価高を乗り切ろう。

3大キャリア「これで十分」プラン

切り換えるなら今がチャンス”格安SIM”ベスト3

※中古平均価格は『ムスビー』で取引されたものの平均価格
※金額は税込み

『FRIDAY』2022年9月30日・10月7日号より

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