本誌記者も遭遇 桑名正博の“ニセ息子” ポエムでメシ代をたかる | FRIDAYデジタル

本誌記者も遭遇 桑名正博の“ニセ息子” ポエムでメシ代をたかる

疑惑の男“桑名乃羅”にFRIDAY記者が沖縄繁華街で出くわした!

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馴染みの居酒屋で記念撮影をする生前の桑名正博氏。”ニセ息子”の存在に何を思うのだろうか……
馴染みの居酒屋で記念撮影をする生前の桑名正博氏。”ニセ息子”の存在に何を思うのだろうか……

「桑名正博って知ってる?」

沖縄・那覇市内の居酒屋で、男はそう話しかけてきた。記者が「はい、まあ」と答えると、満足気にうなずき、ベラベラと自身の過去について語りだした――。

人気ロック歌手の桑名正博氏(享年59)が脳幹出血で世を去って6年。「桑名正博の息子」を自称する人物が、連日、メディアを賑わせている。

「桑名乃羅(のら)を名乗り、『桑名正博の長男だ』と騙(かた)っては、無銭飲食を繰り返しているようです。飲み屋で居合わせた客に近づき、桑名正博さんの代表曲『セクシャルバイオレットNo.1』を歌って飲み代を払わせるという手口。まったく上手くないんですが、あまりの熱唱ぶりに客は信じてしまうとか。乃羅氏は日本一周旅行をしているようで、目撃情報は全国から寄せられています」(テレビ局記者)

そんな「疑惑の男」に本誌記者が遭遇したのは、2018年2月のことだった。妻と沖縄を休暇旅行中、居酒屋でたまたま隣のテーブルにいたのが、乃羅氏だったのである。

「親父とは感受性の部分が似てる」

得意げに喋る乃羅氏に、なぜ桑名氏が公表しなかったのか聞くと、

「オレは妾(めかけ)の子だから……」

と、遠い目をしてポツリ。こちらのテーブルに移動してきて、オーダーした泡盛をグビグビと飲み始めた。

沖縄には旅の途中で立ち寄ったが、県民の温かい人柄に惹かれ、長期滞在しているという。カラオケはなかったため『セクシャルバイオレット』は歌えなかったが、「代わりにキミたちのために詩を書くさぁ」と、乃羅氏は取ってつけたような沖縄弁で提案してきた(下写真)。

2時間ほど居座った後、乃羅氏は「じゃあ帰るわ」と唐突に席を立ち、何事か店員に耳打ち。その後、記者たちが店を出るときに受け取った会計は、不自然なほど高い金額になっていたのだった……。

桑名正博氏の息子・美勇士(みゆうじ)氏が言う。

「父は隠し事を嫌う人なので、隠し子がいたなら僕に伝えているはず。乃羅氏が息子であるわけがありません。ファンの善意を裏切るような行為は、いますぐ止めてもらいたいです」

長髪に無精髭姿の乃羅氏は、「ホントかも」と思わせるほど、正博氏に似ていた。被害情報はまだまだ増えそうだ。

沖縄の居酒屋で、本誌記者と記念撮影する”ニセ息子”。居合わせた女性に異様に身体を密着させていた
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本誌記者がプレゼントされたポエム。3分ほどで書き上げ、出来栄えに満足気だった
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