16歳になった悠仁さまを待ち受ける「宮内庁SNS戦略」 | FRIDAYデジタル

16歳になった悠仁さまを待ち受ける「宮内庁SNS戦略」

"新しい皇室"を背負う唯一の男性未成年皇族は「姉離れ」「イメージアップ」という重圧に負けず、元気に登校!

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残暑厳しい9月6日の朝。東京・文京区の筑波大附属高校へと続く坂の途中に、ウィンドブレーカーを着た悠仁さまの姿があった。この日は悠仁さまの16歳の誕生日。リュックサックを背負って元気に登校する姿はいつもと変わりない。だが、実はこの節目に、悠仁さまを取り巻く環境はかつてない「変化の時」を迎えた。宮内庁担当記者が明かす。

通称「付属横坂」を歩く悠仁さま。夏休みは栂池高原への旅行や学校行事など、さまざまな活動に費やしたという 撮影:蓮尾真司
通称「付属横坂」を歩く悠仁さま。夏休みは栂池高原への旅行や学校行事など、さまざまな活動に費やしたという 撮影:蓮尾真司

「16歳の誕生日に合わせて公開されたメディア向けの『お貸し下げ写真』が、悠仁さまのピンショットだったのです。これまでは家族と一緒だったのですが、小室圭さん(30)と米国で暮らす眞子さん(30)、社会人として働く佳子さま(27)から”姉離れ”した印象を、宮内庁は打ち出したいのでしょう。特に、小室さん夫妻の動向と、悠仁さまの日々の報道を切り離したいという意図を感じます」

イギリス王室のように開かれた”新しい皇室”を印象付けたい宮内庁は、SNSで情報を発信する方針を固めた。だが、「炎上」のリスクと隣り合わせなのがSNSというもの。ノンフィクション作家の工藤美代子氏はこう懸念する。

「宮内庁は正確な情報を伝えたいという考えなのでしょうが、誰の判断で、どのような比重と基準で発信するのかわかりません。例えば悠仁さまの情報発信の回数が偏ったら、なぜ愛子さま(20)のご公務は報じられないのか、といった批判が飛ぶ可能性がある。『宮内庁の都合か』と、国民との距離が広がるかもしれません」

秋篠宮殿下(56)に続く皇位継承第2位、唯一の男性未成年皇族として、悠仁さまが背負う重圧は大きい。宮内庁の深謀遠慮が裏目に出れば、悠仁さまご本人に火の粉が降りかかるかもしれない。

「今の悠仁さまは言わば、皇室の未来すべてを背負っている身です。一方で、皇太子でも皇太孫でもない悠仁さまには皇室を離脱するという選択肢も残されている。皇族であることが嫌になり、強い『お気持ち』を示されることもありえます」(静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次氏)

宮内庁のSNS戦略が、巡り巡って宮家の分断を生まなければいいのだが……。

秋篠宮殿下が、悠仁さまの将来を慮るのは自然の理。イメージ戦略が宮内庁主導になった時、何をお考えになるのか
秋篠宮殿下が、悠仁さまの将来を慮るのは自然の理。イメージ戦略が宮内庁主導になった時、何をお考えになるのか

「FRIDAY」2022年9月30日・10月7日号より

  • 撮影蓮尾真司(悠仁さま) 時事通信社

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