日大アメフト部危険タックル事件 田中理事長はしぶとく生き残った | FRIDAYデジタル

日大アメフト部危険タックル事件 田中理事長はしぶとく生き残った

日本人を憤激させた悪党2018

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東京・阿佐谷の「ちゃんこ料理たなか」から姿を現した田中理事長。同店は夫人が切り盛りしている
東京・阿佐谷の「ちゃんこ料理たなか」から姿を現した田中理事長。同店は夫人が切り盛りしている

「事件後の数ヵ月間、田中理事長は東京・阿佐谷の自宅から出る際、日大相撲部出身のボディガードたちに身辺警護をさせていました。しかし、最近はほとんど警護をつけていないようです。ほとぼりは冷めたと思っているんでしょう」(日大OB)

’18年5月に起きた、日大アメフト部員による危険タックル事件から7ヵ月。内田正人前監督と井上奨(つとむ)前コーチは、事件後すぐに大学アメフト界から「永久追放」され、7月には日大も懲戒解雇された。だが、ただ一人、いまだ何の責任も取っていない男がいる。田中英壽(ひでとし)理事長(72)だ。

日大相撲部出身の田中理事長は、体育会に絶大な影響力を持ち、人事権も掌握しているとされるが、謝罪会見を開くつもりはなし。12月中旬の本誌直撃にも何も語らず、足早にお付きのクルマに乗り込み走り去っていった。

だが、理事長職にしがみつくことはできても、”日大ブランド”の失墜は免れそうにない。大手予備校「河合塾」の入試動向分析では、日大の’19年度志望者数が約26%減少すると見込まれている。

田中理事長が説明責任を果たさなければ、志望者数は更に下がり続けるだろう。

  • 撮影蓮尾真司

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