<figure id="attachment_265955" aria-describedby="caption-attachment-265955" style="width: 900px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c328efdf"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/17c4d8c043af8d493d096dd0c114e06f.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-265955" class="wp-caption-text">チームメートの妻から誹謗中傷を受けていたことが明らかになった埼玉西武ライオンズの源田壮亮（左）の妻で元乃木坂46の衛藤美彩（写真は合成です）</figcaption></figure>
<p>球界を代表する遊撃手である埼玉西武ライオンズの源田壮亮の妻で、元乃木坂46の衛藤美彩。チームメート・山田遥颯内野手の妻から誹謗中傷を受けていたことが週刊文春の報道で発覚した。報道された9月21日、源田が自らのインスタグラムで報道内容を説明し、その中で源田が「当該選手（山田）から野球を奪わないでほしい」と球団に相談したことまで表明する異例の事態に発展した。</p>
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<h3>「母ちゃんの教育をしっかりしろ」</h3>
<p>あるスポーツ紙記者はこう明かす。</p>
<p><span class="strongInContent">「選手の妻同士の争いによって、選手や監督の去就に影響が出る話は以前にもありました。東京五輪で侍ジャパンを金メダルに導いた稲葉篤紀監督は昨年、日本ハムの新監督最有力候補と言われていましたが、結果的にGMに落ち着き、監督に就任したのはビッグボスこと、新庄剛志監督になった。</span></p>
<p><span class="strongInContent">これは前年の2020年秋、稲葉監督の奥さんが当時、日ハムに所属していた３人の後輩選手夫婦にパワハラとも受け取れる嫌がらせを繰り返していたことが週刊文春の報道で明るみに出たことが少なからず影響していると思います。</span><span class="strongInContent">３人の後輩のうち、いまも日ハムに残る宮西尚生投手については『もし稲葉監督が就任していたら、宮西は日ハムからいなくなっていたのではないか』と噂されていました」</span></p>
<p>稲葉GMと宮西の報道は妻同士の誹謗中傷が結果的に夫の去就に影響を与えている例で、今回、源田の妻の件が発覚したことで、「山田はどうなるんだ？」とひそかに去就がささやかれている。</p>
<p>実はプロ野球界にはこうした「選手の妻」によるトラブルが少なからず起きているのだ。東日本にある球団の元職員が明かす。</p>
<p><span class="strongInContent">「プロで20年以上プレーし、本塁打王や打点王にも輝いたことのある主力選手Aを、同じチームの選手Bの妻であるCさんが激怒させたことがありました。</span><span class="strongInContent">Bは球団の選手会長もつとめたほどの選手で、プレーでも人格でもチームを引っ張れるタイプ。妻のCさんは地方遠征でもBの応援に来るような熱心な方でした。</span></p>
<p><span class="strongInContent">ただBが選手会長になったころから『自分もチームを引っ張らないといけない』と感じたのか、でしゃばった行動が目に付くようになりました。選手や家族しか入れない『リラックスルーム』でその場を仕切りたがるところがあって、その行動について、ほかの選手から苦情が出ていました」</span></p>
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<p>そんなCさんがあるとき、本拠地球場の招待席で、Aを怒らせる行動をとってしまったという。</p>
<p><span class="strongInContent">「Bの試合観戦のために招待席に来ていたCさんは、周りにいる顔見知りの人と雑談していたようです。そこで、話の中でAの気持ちを害するような悪口を言ったそうなんです。それを、近くにたまたまAが招待していたお客さんが座っていたことで、Aの耳に入ってしまった。</span></p>
<p><span class="strongInContent">Aは自分の悪口を言われたことだけでなく、ほかの選手からCさんに対する苦情が入っていたことも知っていた。なので、チームの中心選手として言わずにはいられなかったのでしょう。選手の控室でBを見つけるなり、『お前、母ちゃんの教育をしっかりしろ』と激怒したんです」</span></p>
<div data-friday-nextpage-lead="監督経験者の妻の場合……"></div>
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<figure id="attachment_266071" aria-describedby="caption-attachment-266071" style="width: 900px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="20f70c39"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/88c1d54dded9623a0e6275856bd6e6d4.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-266071" class="wp-caption-text">2020年秋、一部報道で妻同士の誹謗中傷が表面化した稲葉篤紀・現日ハムGM（左）と宮西尚生投手（写真は合成です）</figcaption></figure>
<h3>監督経験者の妻は……</h3>
<p>この事件を知る球界関係者はこう耳打ちする。</p>
<p><span class="strongInContent">「Aが怒った後、Cさんにでしゃばった行動はそれほど見られなくなったし、チームが負けが込むこともなかったので事なきを得ましたが、ちょっとした雰囲気の乱れが士気に影響する。監督、コーチは選手の技術をのばしたり、勝つための戦略を練ることと同じぐらい、知らないところでチームの雰囲気を乱すような行動にも目を光らせているんですよ」</span></p>
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<p>さらにある球団の監督をつとめたDの奥さんであるEさんも球界では常々噂になる女性だった。別の某球団関係者が明かす。</p>
<p><span class="strongInContent">「Dさんは選手を引退後、コーチを経て監督になっていたんですが、旦那の出世とともにEさんも”偉くなっていった”というか……。球団の施設内にある、子どもも一緒に入れる部屋で奥さんグループの中心的存在になっていきました。野球界に限らず、公園などでママ友同士の力関係ができる、とかいう話がよくありますけど、それと同じような、選手の奥さん同士の『序列』みたいなものがいつのまにかできた。そんなことを知らずに無邪気に子どもを遊ばせていたある選手の奥さんがEさんから『なんで勝手に入っているの？』みたいなことを言われて恐縮した、という話も聞きました。</span></p>
<p><span class="strongInContent">Dさん自体は性格も悪くなくて慕われているんですけど、Eさんの評判はお世辞にもいいとは言えなかった。ただDさんは恐妻家で有名で……。注意しなければいけないことはわかっていても、言えないんでしょう。Dさんの年上の選手やコーチから恐妻家であることをよくイジられていましたよ（笑）」</span></p>
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<p>笑い話で終わる間はいいが、選手の奥さんの“操縦”はひょっとしたら選手の指導より難しいのかもしれない。</p>


埼玉西武ライオンズの源田壮亮の妻で、元乃木坂46の衛藤美彩がチームメートの妻から誹謗中傷メールを受けていたことが発覚した。他球団に目を向けると、選手が別の妻に対して怒った例も判明した。

招待席で悪口を…「プロ野球選手の妻」が起こしたトラブル事件簿

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